決勝レース日の5月28日、スポーツランド菅生のある宮城県仙台市南方山間部の降水確率は、午前中が50%、午後は30%。
朝8:30からのフリープラクティス時は、湿気を含んだ空気に覆われていたものの、かろうじてドライコンディションを保っていた。
また、セッション終了時には雲間が晴れて前日のような暑い日差しが顔を出した。気温21℃。フリープラクティスは、レースラップを想定したセッティングを確認するのが目的だ。
#1ロックタイト・ゼクセルGT−Rはエリック・コマスが、#2カストロール・ニスモGT−Rはミハエル・クルムがコースインしていった。
セッション途中で#1はリアサスペンションを調整し、#2もリアウィングの角度を変えてダウンフォース調整を行った。また、影山正美、片山右京もレースラップ走行を行い、セッティングをチェックした。
ベストタイムは、#1が1’23”275で4番手、#2が1’23”690で12番手であった。午後14:20からのレースは、雨が降らない可能性もあり、ドライコンディションでのセッティングは、ほぼ決まった。
#1ロックタイト・ゼクセルGT−Rのボディに新たなロゴステッカーが追加された。
Arcane(アルカン)は、フランス製高級食材やワインを輸入する食品商社の社名ロゴ。
このほど、同社がフランス人ドライバーであるエリック・コマスを「フレンチ・アンバサダー」(フランス大使)として任命し、パーソナル支援することになった。
コマスの人柄を高く評価した結果のパートナーシップとのことだ。