◆公式予選
NSXが事前テスト同様好タイムをマーク。スープラ勢はサーキットレイアウトとのマッチングが悪いのか低迷している。NSXがトップ3を独占するが、そこに続いたのがスカイライン勢だった。
#1 ロックタイト・ゼクセルGT−R(アタック担当はコマス選手)が4位、#12 カルソニックスカイライン(同、本山選手)が5位に食い込み、#3ユニシア・ザナヴィスカイライン(同、田中選手)も健闘して7位、アクシデントのため満足な予選ができなかった#2カストロール・ニスモGT−R(同、クルム選手)も15位につけた。
またGT300 クラス唯一のニッサン車である#81ダイシン シルビアも、98年にザナヴィシルビアをドライブした青木選手を迎えた新体制で開幕戦に臨んだ。先のスーパー耐久開幕戦(MINE)においてGT-Rで総合優勝したコンビは、シルビアをGT300の3位に導いた。
◆決勝
決勝は予選トップ3のNSXがリードする形で始まった。スープラ勢はアクシデントなどもあり低迷し、スカイラインがレースを盛り上げた。#1は見事優勝を飾り、#3は手堅くまとめて5位に。#2はスカイラインを初めてレースでドライブする井出の健闘もあり6位に。#12は序盤トップグループに加わるなど速さを披露したが、車内のバッテリーが発火するという不運もあり、完走するにとどまった。
GT300 では、トップ2台のポルシェが逃げるなか、シルビアがセリカ、RX−7、ポルシェ、MR−Sと激しい3位争いを展開。結果は5位にとどまったが、次回に期待をもたせる走りをみせた。
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