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Round 6
CP MINE GT RACE
9.30 sat / CP MINE CIRCUIT
ニスモのGT-Rは3列目、4列目スタートを確定。
◆公式予選2回目

午前の予選セッション終了後降り出した雨は、午後3時から始まった2回目の予選の間も衰えることなく降り続いた。ストレートを走るレースカーのリアからは大きな水しぶきがあがり、コーナーの立ち上がりではテールが大きく流れる。

#1ロックタイトZEXEL GT-Rは、エリック・コマスがコースイン。数周走行したのちガレージインし、リアサスペンションの調整を行った。その後もセッティングラップを繰り返し、混走時間帯終了間際に影山正美にバトンタッチした。ベストラップは、1'38"894で11番手のタイム。セッティング確認のためコースに入った影山は、予想以上に多いトラック上の水に乗ってスピン。リアから空走してサンドバリアに入ってしまい、レッカー車に牽引されてピットに戻った。コクピットから降りた影山は、「ごめんなさい。」とピットクルーに頭を下げた。マシンへのダメージはない模様。
雨脚は徐々に強くなっていった。
#2カストロール・ニスモGT-Rは、片山右京が2回目の予選の40分間を一人で走行した。途中激しい降雨でトラック上は川のようになり、多くの車両がスピンしたりサンドトラップに突っ込んでいったりする中、淡々とラップを重ねていった。ベストラップタイムは、1'38"336で8番手。

予想通り上位陣のタイムアップがなかったため、スターティングドリッドは#1が6番手、#2が8番手に確定した。

【柿元監督のコメント】
「雨というFR車にとっては不利な条件であったが、その中でこのポジションは満足です。明日は天気によるが、ニスモとしては是非ドライでスタートしたいですね。金曜からずっと雨なのでどのチームもドライのセッティングができていない。そういう事態では総合力を誇るニスモの力が発揮できるし、ミッドシップ車との条件差が縮まるからです」

【エリック・コマスのコメント】
「うれしいです。いいポジションです。明日が晴れなら勝てる自信があります。予選1回目は最後の2ラップがコースコンディションが良く、クリアラップをキャッチできた。最後の周回は渋滞してたけど、クリアだったらあと0.4秒は縮められたと思う」

【ミハエル・クルムのコメント】
「クルマは非常に良かったし、クリアラップも取れたし、タイヤのチョイスもベストだった。20kgのハンディも今シーズンずっと積んでいるから特に気にならない」


右京が40分独走。

サンドバリアからトゥイングされて帰還。
Result (GT500)
POS. No. Team DRIVER Time
1 18 TAKATA童夢NSX 脇阪/金石 1'34"624
2 64 Mobil 1 NSX 伊藤/シュワガー 1'34"705
3 16 Castrol 無限 NSX 道上/光貞 1'35"172
4 100 RAYBRIG NSX 飯田/服部 1'35"188
5 12 カルソニックスカイライン 本山/星野 1'35"304
6 1 LOCTITE ゼクセルGT-R コマス/影山 1'35"438
7 8 ARTA NSX 鈴木/土屋(圭) 1'35"552
8 2 Castrol NISMO GT-R 片山/クルム 1'35"795
9 35 マツモトキヨシ・トムススープラ 山路/ラファネル 1'36"082
10 38 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/立川 1'36"280
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