午前11時から行われた公式予選1回目はウェットコンディション。各チームともレインタイヤで予選に臨んだ。
#1はコマスがコースインし、20分間のGT500占有タイムをフルに使ってウェットでのタイムアタックを試みた。GT300占有タイムののち、影山正美のクォリファイラップを経て、再びコマスに交代した。後半はトラック上の水がはけてコンディションが良くなったため、混走時間ながらタイムアタックにチャレンジしたコマスは、最終周にそれまでのタイムを1秒以上短縮し、6位で予選終了を迎えた。
#2は片山右京が最初にクォリファイラップを消化し、ミハエル・クルムにバトンタッチ。コンセントレーションを高めたクルムは、のっけからタイムアタックを重ねる。混走時間帯終盤には僚友のコマスとラップごとにタイム更新合戦を繰り広げ、コマスに0.4秒差の7位で予選1回目を終えた。
1回目の予選が終了した直後、激しい雨が降り出した。