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Round 5
GT CHAMPIONSHIP in TI
9.9 sat / TI CIRCUIT AIDA
ニスモのGT-Rが2位、4位。
◆公式予選2回目

午後15:00からの公式予選2回目は、コースは完全ドライ。曇りながら28度と気温は高く、蒸し暑い中での予選となった。

1回目の予選でトップタイムを記録した#1ロックタイト・ゼクセルGT-Rは、エリック・コマスがコースイン。3周確認走行したのち、2セット目のニュータイヤを装着。2回目のタイムアタックに臨んだ。コマスは、2周目でクリアラップをとらえ、1回目のタイムを0.9秒短縮し、トップタイムを更新した。しかし、その後#38FKマッシモセルモスープラがコマスのタイムを抜いたため、コマスは再逆転を狙ってチャンスをうかがった。しかし、タイミングが合わず2位で公式予選を終えた。
熱烈ファンのバナーが並ぶ。
#2カストロール・ニスモGT-Rは、1回目に「幻のセカンドポジション」が取り消しとなったミハエル・クルムがタイムアタックに出発した。コマス同様確認走行の後ニュータイヤをつけてコースインし、1回目の公式タイムを1.2秒縮める1’28”513をマーク。4位のポジションを確定した。

その後GT300の占有タイムとなると、曇り空は一転して黒い雨雲に覆われ、ポツポツと雨が降り出した。そして、15:40からの混走予選時間となると、一気に強い風が吹き、突然バケツをひっくり返したような大粒の雨に襲われた。このため、予選は中断。その後は雷をともなうドシャブリとなったため公式予選はそのまま終了となった。

【柿元監督のコメント】
「予選2位、4位の成績は、チームとしては良いポジション。TIはチャンピオンを狙っている我々にとって非常に重要なレースだ。表彰台を狙える位置だし、なんとしても実力を出し尽くして優勝を手に入れたいと思う。」

【エリック・コマスのコメント】
「2回目の予選ではニュータイヤの内圧があがってしまい、オーバーステアだったので逆転ポールポジョンを取れなかった。コースは午前中がライン以外がウェットだったのに対し、午後は完全にドライだった。セッティングにも満足しているので、明日は勝って見せるよ。」

【ミハエル・クルムのコメント】
「1回目のタイム取り消しは残念だったけど、2回目はセッティングが進化してさらに良い方向になった。コースはGT-Rにマッチしているし、実は4位のポジションは狙いどおりだった。無駄なウェイトは積みたくないからだ。予選結果にはハッピーだし、チャンピオンシップを狙うチームとしては完璧な予選だったといえる。」


惜しくもポールポジションは逃す。

黒雲がみるみる広がっていった。
Result (GT500)
POS. No. Team DRIVER Time
1 38 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/立川 1'28"097
2 1 LOCTITE ゼクセルGT-R コマス/影山 1'28"324
3 16 Castrol 無限 NSX 道上/光貞 1'28"377
4 2 Castrol NISMO GT-R 片山/クルム 1'28"513
5 8 ARTA NSX 鈴木/土屋(圭) 1'28"532
6 30 綜警 MclarenGTR 山田/岡田 1'28"550
7 36 カストロール・トムス・スープラ 関谷/土屋 1'28"552
8 18 TAKATA童夢NSX 脇阪/金石 1'28"608
9 100 RAYBRIG NSX 飯田/服部 1'28"682
10 39 デンソーサードスープラGT 影山/ファーマン 1'28"821
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