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Round 5
GT CHAMPIONSHIP in TI
9.9 sat / TI CIRCUIT AIDA
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エリック・コマスの#1ロックタイト・ゼクセルGT-Rがトップタイム。
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◆公式予選1回目
台風の影響で荒天が予想された公式予選であったが、1回目の予選が始まった朝10:20時点でほとんど雨はあがり、路面もドライに近いセミウェットであった。
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テクニカルコースとして知られるTIは、スカイラインGT-R向きといわれている。ニスモでは、このレースのために新しいフロントフェンダーを用意。
ニスモでは、#2カストロール・ニスモGT-Rがこれを採用。#1ロックタイト・ゼクセルGT-Rは、サスペンションセッティングとのマッチングからオリジナルのフェンダーを使っている。
#12カルソニック・スカイラインと#3ユニシア・ザナヴィスカイラインは、共に新フェンダーを採用した。
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予選1回目終了、エリックはトップタイムをマーク。 トップスピードも149.366kmと出場マシン中最高だ。
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前日行われたプラクティスでは、#1がトップタイムであった。今回のウェイトハンディは、#1が0kg、#2が20kgである。
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#1は、景山正美が浅溝タイヤを装着してコースイン。#2は片山右京がステアリングを握った。ともに7周してピットに戻った。
この間にコースがドライとなったので、それぞれ1セット目のスリックタイヤを履き、エリック・コマスとミハエル・クルムがコースに戻った。
コマスは、3周目に1’29”592のベストタイムを記録。続いてクルムが1’29”779を出し、GT500の計測タイム終了間側には1’29”382に更新してコマスのトップタイムを上回った。
20分のインターバルののち再び両車はタイムアタック。コマスは1’29”前半のタイムを連発し、クルムのタイムを再び逆転する1’29”249で予選1回目トップの座を確定した。
2番時計となったクルムのタイムは、その後オフィシャルから「当該タイムは、GT300計測時間に計測されたもののため無効。」と告げられ、7位で1回目の予選を終えることとなった。柿元監督は、「まだ2回目があるじゃないか。」とクルムとクルーにねぎらいの声をかけたが、クルムは不満そうな表情でパドックに戻っていった。
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幻となってしまったベストラップ1'29"382。 しかしその走りは確実だ。
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秋の気配が近づいているとはいえ、マシンの中はまだ常夏のよう。
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Result (GT500)
POS.
| No.
| Team
| DRIVER
| Time
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1
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1
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LOCTITE ゼクセルGT-R
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コマス/影山
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1'29"249
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2
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38
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FK/マッシモセルモスープラ
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竹内/立川
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1'29"434
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3
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16
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Castrol 無限 NSX
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道上/光貞
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1'29"434
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4
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12
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カルソニックスカイライン
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星野/本山
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1'29"687
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5
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64
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Mobil 1 NSX
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伊藤/シュワガー
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1'29"709
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6
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8
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ARTA NSX
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鈴木/土屋(圭)
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1'29"777
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7
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2
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Castrol NISMO GT-R
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片山/クルム
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1'29"779
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8
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18
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TAKATA童夢NSX
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脇阪/金石
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1'29"855
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9
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30
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綜警 MclarenGTR
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山田/岡田
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1'29"940
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10
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100
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RAYBRIG NSX
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飯田/服部
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1'30"068
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