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Round 5
GT CHAMPIONSHIP in TI
9.9 sat / TI CIRCUIT AIDA
真夏の祭典、JGTC第4戦富士開幕。
第一回目予選は、カストロール・ニスモGT−R11位
ロックタイト・ゼクセルGT−R15位
◆公式予選1回目

本年のシーズンが折り返し、チャンピオンシップの行方が見えてくる第4戦「富士」。
各チームともこのレースに意気込みをかけている。

ニスモチームは、マレーシア(チャンピオンシップ対象外)優勝の勢いのまま後半戦のリーダーを狙っている。

前戦の菅生では#1が無念のリタイヤ、#2はポイントを逃したため、ウェイトハンデもそれぞれ10kg、30kgに減らしている。2台のGT-Rは、ホームグランドである富士にあわせ、空力バランスを高速コース型ハイダウンフォース仕様にセット。30℃を超す「暑さ」に適応するため、エンジンとドライバーの冷却には充分な配慮を施している。


予選1回目終了後、マシンの仕上がりは
上々だと話すエリック。
マシン、ドライバーに余裕を持たせることが、激しい接戦となるGTレースでは肝心だからだ。

ここ富士スピードウェイは、GT-R向きのコースだが、速さではスープラ勢も優勢だ。トラブルが少なくなってきたNSX勢も決勝レースの安定性を求めて木曜日のプラクティスからレースラップ走行を繰り返しており、手ごわいと予想される。

ジリジリと照りつける真夏の太陽のもと、公式予選1回目が行われた。路面温度は50℃を超えていると考えられる。#1はコマスがさっそくコースイン。1'27"台後半を続けて記録するが、トップのスープラが出した1'26"684には届かない。予選中のインターバルにリアサスペンションを交換し、再度セッティング。影山正美のクォリファイを済ませて予選1回目を終えた。

一方、クルムがスタートした#2は、クリアラップをうまくキャッチし、6ラップ目に1'27"316をマーク。片山右京のクォリファイを経て、再びクルムがブレーキバランスのチェックなどを行いチェッカーフラッグを迎えた。

ベストラップタイムは、#1が1'27"665で15位、#2は1'26"316の11位であった。

気温、路面温度が安定する午後16:00からの予選2回目にタイムアップ、ポジションアップを図る。


真夏のレースは、暑さとの戦いだ。
ピットでは扇風機でクールダウン。

5日の予想気温は30度。マシンの中は体感温度
はそれ以上。ドライビング後のクルムの背中は
玉になった汗が滝のように流れていた。
Result (GT500)
POS. No. Team DRIVER Time
1 1 LOCTITE ゼクセルGT-R コマス/影山 1'29"249
2 38 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/立川 1'29"434
2 39 デンソーサードスープラGT 影山/ファーマン 1'26"875
3 8 ARTA NSX 鈴木/土屋(圭) 1'26"892
4 36 カストロール・トムス・スープラ 関谷/土屋 1'26"964
5 6 エッソウルトロンタイガースープラ 野田/ガードナー 1'27"026
6 100 RAYBRIG NSX 飯田/服部 1'27"151
7 35 マツモトキヨシ・トムススープラ 山路/ラファエル 1'27"191
8 12 カルソニックスカイライン 星野/本山 1'27"238
9 64 Mobil 1 NSX 伊藤/シュワガー 1'27"275
11 2 Castrol NISMO GT-R 片山/クルム 1'27"316
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