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Round 3
ALL JAPAN GT RACE
5.27 sat / SPORTSLAND SUGO
カストロール・ニスモGT−Rは、11位
ロックタイト・ゼクセルGT−Rは、14位
◆公式予選1回目

晴天に恵まれたスポーツランド菅生は、気温24℃。真夏を思わせる日差しで、路面温度も予想以上に高い。

11:30から行われた公式予選1回目では、#1ロックタイト・ゼクセルGT−Rは、エリック・コマスが、#2カストロール・ニスモGT−Rはミハエル・クルムがマシンに乗りこんだ。

#1のハンディウェイトは30kg、第2戦で2位となった#2は50kgを積んでの予選である。


#1のハンディウェイトは30kg
左右に繰り広げられるテクニカルコーナー、ダウンヒル後のハードブレーキング、そしてきつい上り坂が特徴のこのコースでは、ウェイトの影響はもちろんのこと、それによるシャシーバランスの変化が操縦性に大きな影響を及ぼす。
ニスモの2台は予選開始早々に予想された混乱を避けるため、10分ほど様子を見た後コースインした。

#1は、4周目に1’22”597のベストタイムを記録、#2も同じく4周目に1’22”308のベストタイムを出した。

途中GT300のアタックタイムをはさんで、セカンドドライバーに交代するのが常であるが、#1はこのインターバルの間にジャッキアップし、サスペンションのアライメント調整をしている。

予選中に他車に接触し、アライメントが狂ったようだ。コマスは、「最終コーナーでアウトに膨らんでいったら、避けきれずに左前輪が前のクルマにタッチしてしまった。」とのこと。外傷はフェンダーアーチのボディワークが割れた程度であったが、ステアリングセンターがずれてしまったため、アライメントを取り直すこととなった。予選終了間際に、影山正美がコースインすると、続けて1’23”台で周回し、セッティングが回復したことを証明した。

#2はインターバル後、片山右京がドライブ。クォリファイのため、5ラップ周回しクルムに再びドライバーチェンジした。クルムは、「トラクションは失っていないが、タイトコーナーでアンダーステア出ていまいちプッシュできていない。」と語っていた。チームは、#1が14番手、#2が11番手のポジションには満足していない。

気温、路面温度ともに下がると予想される午後3:30からの予選2回目に再びタイムアタックし、ポジションアップを図る。



50kgハンディキャップ1回目は11番手

1回目ドライブ直後のミハエル・クルム選手
Result (GT500)
POS. No. Team DRIVER Time
1 16 Castrol 無限 NSX 中子/道上 1'21"566
2 18 TAKATA童夢NSX 脇阪/金石 1'21"687
3 64 Mobil 1 NSX 伊藤/シュワガー 1'21"843
4 36 カストロール・トムス・スープラ 関谷/土屋 1'22"021
5 6 エッソウルトロンタイガースープラ 野田/ガードナー 1'22"056
6 39 デンソーサードスープラGT 影山/ファーマン 1'22"161
7 8 ARTA NSX 鈴木/土屋 1'22"162
8 35 マツモトキヨシ・トムススープラ 山路/ラファエル 1'22"211
9 21 ZERO マクラーレンGTR 一ツ山/中谷 1'22"234
10 37 カストロール・トムス・スープラ 荒/鈴木 1'22"234
11 2 Castrol NISMO GT-R 片山/クルム 1'22"308
14 1 LOCTITE ゼクセルGT-R コマス/影山 1'22"597
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