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Round 1
MOTEGI GT CHAMPION RACE
4.1 sat / TWIN RING MOTEGI
ロックタイト・ゼクセルGT-Rは予選4位で2列目スタート
カストロール・ニスモGT-Rは2回目の予選からコースイン
◆公式予選2回目

午後3:05から2回目の公式予選が始まった。

修復を終えた#2「カストロール・ニスモGT-R」を載せたトランスポーターは12:00に大森を出発し、予選参加資格である車検を受けるためにツインリンクもてぎのパドックに姿を現わしたのは14:45。予選2回目の開始まであと20分という、ギリギリのタイミングであった。

車検を通過し、ピットガレージに移されたマシンは、入念にホイールアライメントが調整され、そして約30分後、約1日半ぶりにエンジンに火が入った。

15:48。#2カストロール・ニスモGT-Rのコクピットに納まったミハエル・クルム選手が、コースイン。ピッドレージを囲んだカメラマンのシャッターが一斉に切られた。不眠不休のハードワークでマシンを復活させたメカニック達への賞賛の拍手のようだ。

クルム選手は慎重にコースを1周し、再度ピットに戻る。オイルが漏れたり、各部のボルトが緩んでいないかのチェックをを受けるためだ。その後クルム選手は4周連続走行し、1'50"242を記録。井出選手のクォリファイをクリアするため、ピットインした。

初めて#2のステアリングを握る井出選手は、予選終了を告げるチェッカーフラッグが振られた時には2周目を終了。予選通過の義務である計測ラップを完了し、ピットに戻ることができた。

#1ロックタイト・ゼクセルGT-Rは、2回目の予選は影山正美選手がコースイン。クォリファイを終了したのち、コマス選手と交互に決勝レースのセッティングと確認走行に時間を使った。

【エリック・コマス選手のコメント】
「クルマは前後のバランスが最高に良い。予選の結果は、午前中にNSXが1'47"台を出していたので、そこまでは難しいと思っていました。ポールを取れたらそれにこしたことはないですが、2番手、3番手だったらハンディのこともあるので4番手が良いと考えていました。でも4番手になろうとしてなったわけではないですけど。結果的にハッピーてなポジションです。」

【柿元監督のコメント】
「#1の4位のポジションは、最高ですね。ウェイトハンディにも影響されないし、決勝の2列目スタートはトップに絡める位置。平均ラップタイムが速いので、優勝を狙いたいですね。#2は、綱渡りでしたが、最後の1ラップで全てのクォリファイを済ませられたので、嬉しいです。両車の結果は、ともにニスモの持ち味であるヒューマンパフォーマンスが健在であることの証です。良いシーズンがスタートできそうな感を深くしました。片山右京選手もほっとしていることでしょう。」


約1日半ぶりにエンジンに火が入った

ピットイン後、入念に各部のチェック

ロックタイト・ゼクセルGT-Rは予選4位
Result
POS. No. CLS Team DRIVER Time
1 18 GT500 TAKATA童夢NSX 脇阪/金石 1'46"968
2 16 GT500 Castrol 無限 NSX 中子/道上 1'48"442
3 100 GT500 RAYBRIG NSX 飯田/服部 1'48"574
4 1 GT500 LOCTITE ゼクセルGT-R コマス/影山 1'48"600
5 12 GT500 カルソニックスカイライン 星野/本山 1'49"075
6 30 GT500 綜警 MclarenGTR 山田/岡田 1'49"134
7 3 GT500 ユニシアザナヴィ・スカイライン 長谷見/田中 1'49"152
8 38 GT500 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/立川 1'49"359
9 36 GT500 カストロール・トムス・スープラ 関谷/土屋 1'49"437
10 8 GT500 ARTA NSX 鈴木/土屋 1'49"448
15 2 GT500 Castrol NISMO GT-R クルム/井出 1'50"242
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