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Special Stage
JAPAN GT FESTIVAL in MALAYSIA
6.25 sun / SEPANG CIRCUIT
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カストロール・ニスモGT-Rが総合優勝
〜 ロックタイト・ゼクセルGT-Rもグッドファイトで観客を沸かす 〜
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◆決勝
JGTCスペシャルステージ「ジャパンGTフェスティバルinマレーシア」の決勝レースは、6月25日(日)直前までの雨模様が一転晴れとなり、14:00に24台が一斉にローリングをスタートした。
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9位からスタートした#2カストロール・ニスモGT-Rは、片山右京がスタート直後の混戦を巧みにかわし、1周目は8位、9周目に5位と順位を上げていった。
その後は4位との間合いをピタリとキープし、27周目にミハエル・クルムにバトンタッチするまでポジションとマシンのコンディションを守りつづけた。
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21秒というニスモ得意のクイックピットワークを経て、クルムが3位でコースにマシンを戻すと、32周目には#18に続く2位をゲットした。その時点で6秒あったトップとの差をクルムはジリジリと詰め、38周目には4秒にまで寄せる気迫の走りを見せた。そのプレッシャーのためか、39周目に#18が突然ペースダウン。40ラップ目に#18を抜くと、2'04"〜05"のハイペースで逃げつづけ、54周目のチェッカーフラッグをトップで駆け抜けた。
一方、10位からスタートした影山正美の#1ロックタイト・ゼクセルGT-Rも序盤の混戦を抜けると片山に続く5位のポジションを獲得。中盤に至るまで序盤に痛めたフロントタイヤをいたわりつつ状況を維持したが、途中からクールスーツが機能せず、予定より若干早い24周目にドライバー交代のためにピットインした。
代わったコマスは、9位で戦線に復帰。他車がピットインを終えて本来のオーダーに戻ると、クルムに続く3位となった。
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その後、クルムがかわした#18を追い上げ、残り周回5周目には0.6秒にまでその差を詰めた。しかし、1コーナーで#18を捕らえた際のハードブレーキングでタイヤを痛め、フロント右タイヤをバーストさせてしまった。
スロー走行でピットインし、コースに戻ったが、7位完走でレースを終えることとなった。
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【柿元監督コメント】
選手権では第3戦を取りこぼしたので、後半戦に向けて素晴らしい区切りをつけるとができた。前半良く詰めた片山右京も、後半攻めつづけたクルムも良い仕事をしてくれました。正美もコマスもグッドファイトで観客を沸かせ、GTのお祭りに華を添えることができて良かったと思います。
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【片山右京コメント】
ここに来る前に密かに表彰台を狙うぞと思っていた。前半をなんとかしのげば、後半はマイケル(クルム)が良い勝負をしてくれると信じていた。ほんとに嬉しいです。
【ミハエル・クルムコメント】
ウキョーが頑張って5位をキープしてくれたから、ピットワークもうまく行き、3位でレースに戻れた。クルマも最後までファンタスティックだった。
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Result (GT500)
POS.
| No.
| Team
| DRIVER
| Time
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1
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2
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Castrol NISMO GT-R
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片山/クルム
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54 laps
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2
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18
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TAKATA童夢NSX
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脇阪/金石
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-35.827
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3
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64
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Mobil 1 NSX
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伊藤/シュワガー
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-43.578
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4
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36
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カストロール・トムス・スープラ
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関谷/土屋
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-56.624
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5
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8
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ARTA NSX
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鈴木/土屋
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-1'06.686
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6
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100
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RAYBRIG NSX
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飯田/服部
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-1'52"892
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7
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1
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LOCTITE ゼクセルGT-R
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コマス/影山
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-1 lap
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8
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25
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エンドレスアドバン スープラ
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木下/織戸
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-1Lap
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9
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6
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エッソウルトロンタイガースープラ
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野田/ガードナー
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-1Lap
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10
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16
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Castrol 無限 NSX
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中子/道上
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-2'00"616
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