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Special Stage
JAPAN GT FESTIVAL in MALAYSIA
6.23 fri / SEPANG CIRCUIT
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スカイライン勢はまずまずのスタート
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◆公開プラクティス
6月23日、マレーシア・クアラルンプール郊外に位置するセパンF1サーキットで、初のJGTC特別レース「ジャパンGTフェスティバルinマレーシア」の公開プラクティス走行が行われた。
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ニスモチームからエントリーしている#1「ロックタイト・ゼクセルGT-R」(エリック・コマス/影山正美)は、影山がマシンのセットアップを担当。午前、午後2回のプラクティスで合計3時間の走行時間をたっぷり使ってサスペンションのセッティングに専念した。
一方、#2「カストロール・ニスモGT-R」(片山右京/ミハエル・クルム)は、片山がセッティングを担当。それぞれ、明日の公式予選に向けて、確実に最初の一歩を踏み出した。
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先週のル・マンで大活躍だった正美選手
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晴天に恵まれたセパンサーキットは、午後のプラクティスには気温は34℃、路面温度も46℃と予想以上に高く、さらに湿度も高いたため、ドライバーにはかなり厳しい条件となった。
F1グランプリ開催のために作られたセパンサーキットは、グランドスタンドを両脇から挟む2本のストレートと、それらをつなぐ中低速コーナーが連続するテクニカルコース。高低差がほとんどないフラットな立地に、コーナリングセクョンでもコース幅が広いため、「チャレンジしがいがある」と、ドライバー達にも評判が良い。
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影山正美は、 「ル・マンの疲れはもうとれましたよ。ここは、みんなと同じように初めて走るコースだけど、とっても楽しい。国内だともてぎやTI、美祢も楽しいけど、それらよりも攻め甲斐がある。タイヤの選定が合ってなく、グリップ不足が少々不満だけど、サスペンションを煮詰めて行ったらまだまだ速くなる。お祭りなんで楽しんでいるけど、レースでは頑張りますよ」 とコメントした。
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ドライバー達にも評判が良いセパンサーキット
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公開プラクティスのトップタイムは、#18TAKATA童夢NSX(脇阪寿一/金石勝智)で、タイムは2`02"273。スカイライン勢は#12カルソニック・スカイライン(星野一義/本山哲)が2'03"522で3番手、#3ユニシアザナヴィスカイラインが2`04"049で7番手、#1ロックタイト・ゼクセルGT-Rが2'04"385で8番手、そして#2カストロール・ニスモGT−Rが2`04"921で11番手であった。
公式予選は、全車ウェイトハンデなしでスタートし、GT500の予選1〜3位にそれぞれ50kg、30kg、20kg、GT300にはそれぞれ30kg、20kg、10kgが積まれることになる。
エントリー車両は24台。
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