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RACE REPORT AT AUGUST, 22


ロックタイト・ニスモGT−R
ウォームアップセッション


〜タービントラブルでエンジン交換〜
決勝日の天候は、朝から30℃を超す真夏日。
朝9:00から行われたウォームアップセッションは、各チームともレースコンディションでの確認走行に終始した。
ロックタイト・ニスモチームは、予選のオーダー同様、影山正美がGT−Rをコースインさせる。

レースラップを想定し、2’22”〜24”のタイムで周回。6周して本山にドライバー交代した。本山も耐久レース特有の「無理してこじらない」ドライビングでクルマ、そして自分自身のラッピング走行に徹し、30分間のウォームアップを終えた。
クルマをピットに戻した後、チームは、ピットクルー総出のピットワークトレーニングを行った。耐久レースでは、迅速なピットワークがレースの行方を左右することもある。センターロック式ホイールになれているル・マンやJGTCで定評のニスモクルーも、すばやい手つきでS耐車の5本ナットのホイール交換に取り組んでいた。

約50秒で本番シミュレーションを終えて、本山は、「チェッカー後、ピットに戻ってくるまでの間に突然高回転が吹けなくなった。調べてほしい。」と永島監督に伝える。

点検してみると、エンジン不調の原因はタービントラブルであることがわかった。
エンジン本体にダメージを受けている可能性もあったため、念のためエンジンアッセンブリーを交換することになった。

レーススタートまで約2時間30分。メカニック達の奮闘が始まった。



[ WARMING-UP SESSION RESULT ]
POS. No. Cat. Car Driver Time
1 100 GT500 RAYBRIG NSX 高橋国光/飯田章/土屋武士 2'06.172
2 30 GT500 NICOS McLaren 岡田秀樹/山田洋二/茂木和男 2'06.398
3 16 GT500 無限×童夢NSX 中子修/道上龍/金石勝智 2'07.808
4 38 GT500 FK/マッシモセルモスープラ 竹内浩典/立川祐路/近藤真彦 2'08.342
5 39 GT500 iDC大塚家具サードスープラ 土屋圭市/影山正彦/谷川達也 2'08.968
6 21 INT ポールベルモンドクライスラー 加藤寛規/荒聖治/和田久 2'11.485
14 23 S-E LOCTITE NISMO GT-R 本山哲/影山正美 2'22.380