FUJI Super TEC
1999.10.09-10

#32 日産プリンス千葉GT-Rファルケン、シリーズチャンピオン獲得!


開催日1999年10月9日(土)〜9月10日(日)
イベント名スーパー耐久シリーズ第6戦
スーパーテック
開催サーキット富士スピードウェイ
天 候予選…曇、決勝…晴れ
出走(完走)45台(34台)
観客動員数38,800人

Result
順位 ドライバー マシン TIME
1 竹内浩典/田中哲也 日産プリンス千葉GTRファルケン 4:00'21.622(138LAP)
2 市村秀明/川崎俊英 MTCI座間三菱ランサーARC -0'32.690
3 小川日出生/細野智行 RSオガワADVANランサー -1'02.236
4 砂子智彦/山田英二 プリンス東京フジツボGT-R 137LAP
5 渋谷勉/荒川雅彦 アイフェルDLインプレッサ 137LAP
6 牧口規雄/志村久 WAKO'S BMW M3 136LAP
       
14 菊地靖/竹中正信 FALKEN★パルサー 131LAP
32 小林正吾/瀬野渉 ジャラーナADVANシルビア 115LAP

Race Report
【予選】
    予選落ちのあるクラスもあり、いつにもまして熾烈な争いが繰り広げられた。

    1クラスでは、残り10分となったところで #8 ダイシンアドバンGTRが 1'37''432 のタイムを出しトップに立つが、その後、他のGT−R勢が次々とトップタイムを塗り替える展開となった。最終的に、#10 エンドレスアドバンGTRが今期初のポールポジションを獲得し、その後 0.5秒の間に他の4台のGT-Rが続く結果となった。

    2クラスでは、序盤に駆動系にトラブルをかかえてしまった #31 ジャラーナアドバンシルビアであったが、第2ドライバーもどうにか基準タイムをクリアし予選通過となった。

    4クラスでは、#32 日産プリンス千葉GTRファルケンとのチームプレーにより、スリップストリームを使いストレートスピードをのばした #87 FALKENパルサーがトップとなった。



【決勝】
    スタート直後にポールスタートの #10 をかわし #32 がトップに立つが、4LAP目には #8、7LAP目には #1日産アルティアGT−Rがトップに立つという目まぐるしい展開となった。

    12LAP目には、GT-R勢の中に入り快走していた #11 三菱プーマランサーエボYがエンジントラブルによりリタイヤ、これによりGT−Rの上位独占は安泰かに思われた。しかし、30LAP目に #8 にエンジントラブルが発生し、その後、#10 には電気系トラブルが発生、2台ともリタイヤとなってしまう。

    さらに、1度目のピットインの際タイヤをバーストさせて戻ってきた #23 プリンス東京フジツボGT−Rは、レース中盤にもタイヤバーストに見まわれ戦線を離脱する。

    これにより、トップ争いは、#1 と #32 に絞られるが、#1 にもエンジン冷熱系のトラブルが発生し、結局 #32 が優勝すると共に、シリーズチャンピオンを獲得した。

    2クラスでは、駆動系トラブルに悩まされながらも淡々と走りきった #31 がクラス11位となった。

    一方4クラスでは、序盤から #87 がトップをキープし、中盤に #77 ギャザス・ドライダー・シビックに一時トップを譲るが、素早いピットワークで、両車ピットインを済ませた時点で再度トップに立った。しかし、#77 は、追撃の手をゆるめることはなく終盤にはトップを奪い返し、そのまま優勝した。

    これで、#87 と #77 のシリーズポイントは1点差となり、シリーズチャンピオンの確定は最終戦のSUGOへと持ち越された。