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JGTC第6戦TI予選レポート
【予選】 天候:晴、路面:ドライ 前日に中国地方を直撃した台風18号が去り、25日のTIサーキットは、時に気温30℃を超す「真夏日」となった。 予選1回目は、不満足な結果であった富士戦の雪辱を晴らすべく、まずはARTAゼクセル・スカイラインのタイムアタックを担当する鈴木亜久里選手が気合満点でコースイン。早々に1'30"台のタイムを出して仕上がり精度の高さをアピールした。今回から全車ABSを投入したNSX勢、水冷キャリパーの大型化、ターボラグ解消システムの採用で戦闘力をあげたスープラ勢がその後次々に1'29"台を記録して徐々に順位を下げたが、序盤の亜久里選手の闘志みなぎるドライビングは印象的であった。ベストタイムは1'30"551。一方、フルハンディの80kgを積むPENNZOILニスモGT−Rはコマス選手が1'30"651。同様にフルウェイトを載せたザナヴィARTAシルビアは、GT300のトップポジションを早々とキープした。 午後3時からの予選2回目は、空全体に雲が広がり午前の予選より気温が安定したため、各チームとも再びタイムアタックに臨んだ。ARTAゼクセル・スカイラインは、鈴木亜久里選手が1'30"163のベストタイムを記録。直後にカーナンバー1のコマス選手は、1秒以上タイムアップの1'29"533を出して8番手をゲットした。また、GT300のザナヴィARTAシルビアは終始トップの座を譲らず今季3回目のポールポジションを獲得した。 ザナヴィARTAシルビアの土屋武士選手は、「もてぎの合同テストで細かいセッティングを徹底的に詰めたので、サスペンションジオメトリーは最適だと思う。やるべきことは全てやったので、決勝ではどうにか逃げ切り、勝ちに行きたい。」井出選手も「土屋さんがきっと2番手を引き離してくれるので、僕はそれをなんとか守りたい。」と述べた。
ニスモチーム岡総監督のコメント [ GT500 ]
[ GT300 ]
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