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JGTC第5戦FUJI 予選レポート
【予選】 天候:晴/雨、路面:ドライ/ウェット JGTC第5戦のレースウィークは、熱帯低気圧の影響で、断続的に激しい「通り雨」となる不安定な天候であった。
予選1回目は、そんな中、ウェットコンディションでスタートした。ニスモの3台は、ウエットタイヤで予選を開始し、路面の溜まり水がはけたのちインターミディエイトに交換。終盤には路面がドライになったのでスリックタイヤを装着した。つまり、1時間の予選で全ての種類のタイヤを使ったことになる。 一方、ARTAゼクセルスカイラインは、鈴木亜久里選手の1'29"968がベストで11番手。タイムアタックを担当する予定だったM.クルム選手は、「ラストラップに集中しようと狙っていたけど、前のクルマにひっかかってしまって、クリアラップが取れなかったのが残念。」と不完全燃焼気味であった。 予選2回目の前半は、ドライ。#2は、1回目のフラストレーション挽回に気をはくクルム選手が1'28"285にタイムアップして12番手。しかし、少し張りきりすぎてピットロードでスピード違反を取られてしまった。ペナルティは罰金。#1は、コマス選手が1'28"339を出して14番手となった。#2は、更なるタイムアップを目指して予選中にリアスプリグを交換したが、終盤に激しい雨が降り出したため叶わず。 GT300クラスは、2連勝を果たしたザナヴィARTAシルビアが、80kgものウェイトハンディを積んで予選に臨んだ。このウェイトによるロスは、富士では約1秒もの影響となる。しかし、予選2回目に土屋武士選手の激しいプッシュで2番手をゲットした。ポールポジションは、前回同様ダイシンシルビア。 ニスモチーム岡総監督は、「路面コンディションが次々に変わるので忙しかった。やはり予選が終わってみるとスープラが速い。しかし、GT−Rとの性能差は、第2戦よりも縮まっていると確信できた。レースではひけをとらない展開ができるはず。決勝では、雨が降ってもチーム力が堅いので、むしろ有利になる可能性がある。ドライバー達の意欲も高い。」と述べた。 [ GT500 ]
[ GT300 ]
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