in MINE
1999.7.10

JGTC第4戦MINE 予選レポート

ペンズオイル・ニスモGT-R 8位、ARTAゼクセルスカイライン 11位、
そして、ザナヴィARTAシルビアはGT300 2位!

Qualify Report

【予選】 天候:晴れ、路面:ドライ

梅雨明けかと思わせる快晴に恵まれた7月10日、MINEサーキットでは午前11時からメインイベントであるGTレース1回目の公式予選が始まった。

GT500クラスは、ペンズオイル・ニスモGT-Rの本山哲選手が慣熟走行ののち、フレッシュタイヤに交換してタイムアタック。早々に1’25”358のベストタイムを記録した。また、前日のテスト走行でブレーキとクラッチに問題が発生したARTAゼクセルスカイラインは、鈴木亜久里選手がタイムアタックを担当。僚友のセッティングデータを活かしているため、ペンズオイル・ニスモGT-Rのタイムとほぼ同等の1’25”510を出すことができた。
1秒の間に11台がひしめく激戦のGT500クラスで、ペンズオイル・ニスモGT-Rは8位、ARTAゼクセルスカイラインは11位のポジションを得た。

GT300クラスは、前回のSUGOラウンドでポールトゥフィニッシュするなど絶好調のザナヴィARTAシルビアが、強者ならではの60kgものウェイトハンディを背負って予選に臨んだ。結果は同型のダイシンシルビアにポールは譲るものの、土屋選手の精度の高いドライビングで、3位に0.8秒差をつけての2番手をゲットした。

ニスモチーム岡総監督は予選を振り返り、「GT500は、3列目までに入っておきたいと考えていたので、1列足らなかったがほぼ狙い通りの結果。#2も#1と同等に仕上っているので、クリアラップが取れれば2台とももう少し前に行ける。このMINEは低速高負荷のコースなので、ブレーキを酷使するなどマシンへのストレスが高い。冷却系とドライバーの快適性確保という夏場の特有の準備と同時に、そういったMINEモードの対策も万全だ。あとは、オーバーテイクできる場所が少ないので、ドライバーのコンセントレーションが重要だと思う。」とコメントした。

Qualify Result

[ GT500 ]

Po No Machine Driver Time
1 37 カストロール・トムス・スープラ 鈴木利男 片山右京 1'24.519
2 35 マツモトキヨシ・トムス・スープラ P.H.ラファネル 山路慎一 1'24.624
3 39 デンソーサードスープラGT 土屋圭市 影山正彦 1'24.699
4 64 Mobil 1 NSX T.コロネル 山西康司 1'24.710
5 6 ESSO Tiger Supra 野田英樹 W.ガードナー 1'24.782
6 18 TAKATA 童夢 NSX 脇阪寿一 金石勝智 1'24.869
           
8 1 ペンズオイル・ニスモGTR E.コマス 本山 哲 1'25.358
11 2 ARTAゼクセルスカイライン 鈴木亜久里 M.クルム 1'25.510

[ GT300 ]

PO(TTL) No Machine Driver Time
1(19) 81 ダイシン シルビア 福山英朗 大八木信行 1'29.920
2(20) 15 ザナヴィARTAシルビア 土屋武士 井出有治 1'30.431
3(21) 25 モモコルセ・アペックスMR2 新田守男 高木真一 1'31.205
4(22) 61 テイボントランピオFTO 中谷明彦 R.ファーマン 1'31.317
5(23) 7 RE雨宮マツモトキヨシRX7 松本晴彦 山野哲也 1'31.446
6(24) 77 クスコスバルインプレッサ 小林且雄 谷川達也 1'31.477