Zhuhai Circuit in China
1998.10.25

SEATCZC珠海で日産3年連続優勝


開催日10月24−25日
開催サーキット珠海サーキット(中国)
チームNISSAN ASIA TEAM AIM
車 両日産プリメーラ(P11)
出走台数14台(34台)

Result
    予選
Pos Driver Team Car
1 S. Kasikam Nissan Asia Team AIM Nissan Primera
2 Paul Chan EKS Motorsport BMW 320i
3 Charles Kwan EKS Motorsport BMW 320i
4 Jan Nilsson Ericsson Volvo Team Volvo S40
5 Nattavude C. Toyota Team Thailand Toyota Exior

    決勝ラウンド9結果

Pos

Driver

Team

Car

Race
Time

1 S. Kasikam Nissan Asia Team AIM Nissan Primera 17:31.618
2 Charles Kwan EKS Motorsport BMW 320i 17:32.823
3 S Kajohnsak Toyota Team Thailand Toyota Exior 17:39.411
4 Henry Lee Jr. Ericsson Volvo Team Volvo S40 17:43.954
5 Paul Chan EKS Motorsport BMW 320i 18:00.213

    決勝ラウンド10結果

Pos

Driver

Team

Car

Race
Time

1 S. Kasikam Nissan Asia Team AIM Nissan Primera 17:28.411
2 Charles Kwan EKS Motorsport BMW 320i 17:29.340
3 S Kajohnsak Toyota Team Thailand Toyota Exior 19:46.381
4 Justin Matthews Team WK Motorsport Peugeot 405 18:06.735

Race Report
【予選】

珠海サーキットでのSEATCZC第9/10戦には、今シーズン最多の34台のエントリーがあった。

今回は、欧州から'98年スウェーデンツーリングカー選手権のチャンピオンチームの参加があり、地元アジア勢との対決に注目が集まった。

予選までのフリープラクティスでは、プリメーラのスポットが常にファステストラップをマークし、その後ろに今回'98年ドイツツーリングカー選手権を制した最新仕様のBMWを入手したチャンが続いた。

予選もフリープラクティスと同様の展開となり、スポットが今シーズン4回目のポールポジションを獲得し、BMWのチャン、クァン、ボルボのニルソンが続いた。

【決勝 Rd.9】

ポールポジションのスポットは、スタートでクァン(BMW)、ニルソン(ボルボ)にかわされ3位のポジションで1周目を終えた。レース序盤は1位から5位までが僅差で、スポットは1位のBMWと2位のボルボが各コーナーで順位を入れ替える後方で、抜くチャンスをうかがっていた。

4周目にスポットは、チャンとともにボルボを抜き去り2位にポジションを上げ、BMWを激しく追い上げ、6周目の第1コーナー入り口でBMWのインに飛び込みトップとなった。

その後も周回遅れの車を上手くかわしながらBMWを徐々に引き離し、そのまま今シーズン3勝目となるチェッカーを受けた。

【決勝 Rd.10】

再びポールポジションからスタートしたスポットはBMWとトヨタに先行を許したが、後方の車両のクラッシュにより赤旗中断となり、レースは再スタートすることになった。

2回目のスタートでもスポットはクァンに先行されたが、BMWのすぐ後ろにつけ、プレッシャーをかけた。4周目の第2ヘアピンでスポットはBMWをインから抜いたが、その先のストレートで再びクァンに並ばれた。

しかし、スポットは最終コーナーで再びこれをかわしてトップに立った。プリメーラは、残り2周でペースをアップしたクァンに差を縮められたが逃げ切り、第9戦に続いて2連勝を飾った。

なお、第10戦の結果により、'98年SEATCZCチャンピオンは、BMWのチャールズ・クァンに決定した。