激戦！プリメーラＳＥＡＴＣＺＣ
台風レース堂々３位

予選

決勝ラウンド７結果

決勝ラウンド８結果

【予選】

今回の予選は今年のＳＥＡＴＣＺＣでは初めてレインコンディションの中で行われた。 予選開始直後は、プリメーラのスポットとライバルのＢＭＷのクワンが他車を大きく引き離しながら交互にラップタイムを更新していった。

その後クワンはスポットがピットインしている間にさらにラップタイムを縮め、スポットは逆転を狙って再度コースインしていった。

スポットは濡れた路面でもプリメーラを巧みに操り激しい走りを見せたが、ＢＭＷに届かず決勝レースを２位のグリッドからスタートすることになった。

【決勝　Ｒｄ．７】

香港周辺に台風が接近していた為、決勝日の朝の天気は非常に変わりやすく、コースイン１５分前に突然降り始めた雨によって全車レインタイヤを装着してのレースとなった。

プリメーラのスポットは２番グリッドから素晴らしいスタートでクワンをかわし、トップで１コーナーに進入した。スポットは後続車を引き離しながら１週目を終え、その後にトヨタ、ＢＭＷが続いた。

２週目にトヨタのナタウッドがミスを犯し、クワンがポジションを２位にあげた。３週目には約３秒あったトップのスポットとクワンの差は、雨足が激しくなるにつれて徐々に縮まり始めた。スポットは周回遅れの車をかわしながらクワンのアタックを防いだが、９週目の第２コーナーでクワンにかわされてポジションを２位に落とした。その際、スポットとクワンの車両が接触し、スポットは右前輪のホイールとタイヤに大きなダメージを受け、第４コーナーでコントロールを失いコースアウトし、そのままリタイアとなった。

レースは、ＢＭＷのクワンが優勝し、トヨタが２位、３位に入った。

【決勝　Ｒｄ．８】

第７戦同様にコースイン直前に再び雨が降り始め、第８戦もウェットレースとなった。

第７戦の結果により１１番グリッドからスタートとなったスポットは、前車の水しぶきで視界が悪い中、素晴らしい走りを見せ、１週目を終えたときにはポジションを一気に４位にまで上げた。

その後、３位を走行していたトヨタのカジョンサクのコースアウトによってスポットはさらに順位を上げ、そのままＢＭＷ、トヨタに続いて３位でチェッカーを受けた。