Sunbic Bay Circuit in Phillipines
1998.5.25

NISSAN ASIA TEAM AIM
2位に圧倒的な大差をつけ、今期初優勝!


開催日5月23−24日
開催サーキットSubic Bayサーキット(フィリピン)
チームNISSAN ASIA TEAM AIM
車 両日産プリメーラ(P11)
出走台数5台(16台)

Result
    予選
順位 ドライバー マシン
1 SUPHOT K. NISSAN PRIMERA
2 CHARLES KWAN BMW 320i
3 S.KAJOHNSAK TOYOTA Calina
4 PAUL CHAN BMW 320i
5 LO HUNG PUI BMW 318i

    決勝ラウンド3結果
順位 ドライバー マシン ベストラップ
1 SUPHOT K. NISSAN PRIMERA 34:05.196
2 CHARIES KWAN BMW 320i 34:08.100
3 S.KAJOHNSAK TOYOTA Calina 34:40.404
4 G.RAMIREZ HONDA EF9 34:25.234
5 PAUL CHAN BMW 320i 34:36.044
6 K.RAMIRES HONDA EF9 35:15.145

    決勝ラウンド4結果
順位 ドライバー マシン ベストラップ
1 SUPHOT K. NISSAN PRIMERA 25:47.927
2 CHARIES KWAN BMW 320i 25:51.033
3 PAUL CHAN BMW 320i 24:54.782
4 LO HUNG PUI BMW 318i 26:22.307
5 G.RAMIREZ HONDA EF9 26:30.729
6 K.RAMIRES HONDA EF9 25:31.275

Race Report
【予選】

SEATCZC第3/4戦は、フィリピンの米軍基地跡に作られたSubic Bay Circuitで3年ぶりに開催された。

金曜日に大雨が振り午後のフリー走行がキャンセルになった事から、土曜日のスケジュールが変更され、公式予選は土曜日の午前中に行われた。

フリー走行から常にトップタイムをマークしていたNissan Asia Team AIMのプリメーラに乗るSuphot選手は、各車が滑りやすい路面にスピンを繰り返す中、安定したペースでタイムアタックを実施し、2位のBMWに1秒以上の差をつけ、1’21”013の好タイムで開幕戦のタイに続いて今シーズン2度目のポールポジションを獲得した。

【決勝 Rd.3】

プリメーラのSuphotはスタートで出遅れ、BMWとトヨタに先行を許したが、1周目の最終コーナーの入り口でトヨタを抜き去り、2位にポジションを上げた。

Suphotは、前を行くBMWを激しく追い上げ、3周目のストレートに戻ってきた時にはその差は0.4秒差となっていた。

6周目のストレートでBMWの背後にピッタリと付けたSuphotは、ヘアピンの入り口でBMWをかわしてトップに躍り出た。

その後、プリメーラはデイヴィジョン2,3クラスの周回遅れの車を巧みにかわしながら周回を重ね、2位との差を徐々に広げていった。

Suphotは、14周目にはBMWに約8秒の圧倒的な差をつけながら快走し、そのままトップでチェッカーを受け、今季初優勝を飾った。

【決勝 Rd.4】

第3戦で優勝を飾ったSuphotは、ポールポジションからスタートしたが、スタートにアドバンテージがある後輪駆動のBMWに再び先行を許した。

しかし第3戦で優勝を飾ったSuphotは落ち着いてBMWを追走し、抜くチャンスを伺いながら周回を重ねた。

プリメーラとBMWは何度も抜きつ抜かれつの激しい攻防を繰り広げたが、Suphotは6周目のヘアピンでBMWを抜き去り、約1秒の差を付けてストレートの戻ってきた。

Suphotは周回遅れの車が出始めるとBMWとの差を広げ、そのまま15周のレースを走りきり、SubicBayで2度目のチェッカーをトップでうけた。

今回Suphotのプリメーラは、予選でポールポジションを獲得し、決勝2レースでファステストラップを記録して優勝を飾り、プリメーラの性能の高さを十分にアピールした。

チャンピオンシップポイントでもSuphotは2位にポジションを上げた。