FISCO
1998.11.7-8

日産プリンス千葉GT−Rファルケン シリーズチャンピオン獲得


開催日98年11月7−8日
イベント名インターテック スーパー耐久第8戦(最終戦)
開催サーキットFISCO
天 候予選…曇、決勝…晴れ

Result
順位 ドライバー マシン TIME
1 粕谷俊二/見崎清志 日産アルティア
DUNLOP GTR
136LAP
2 中谷明彦/小幡 栄 ミツビシプーマ
ランサーエボV
135LAP
3 清水和夫/渋谷 勉 アイフェルダンロップ
インプレッサ
131LAP7
4 牧口規雄/志村 久 WAKO'S BMW M3
 
129LAP
5 伊藤勝一/細野智行/小川日出生 RSオガワADVANランサー
 
129LAP
6 川口法行/添田 正 OMSC栃木・GMSランサーV
 
129LAP
       
13 西垣内正義/渡辺 明 5 ZIGEN PULSAR
 
126LAP
23 横島久/竹内浩典 日産プリンス千葉
GTRファルケン
122LAP

Race Report
【予選】

1クラス及び4クラスのチャンピオン争いは最終戦迄もつれ込み、注目が集まった。予選はスターティンググリッドの関係上、予選落ちがあり各クラスで1台〜2台が落とされた。

クラス1) 今回新たに#13が参戦し、4台のGTRの争いとなった。

生き残りをかけた激しい争いは、全車1分35分台とコースレコードを記録するが、#23プリンス東京があえなく予選落ちとなり、#1日産アルティアダンロップGT−Rがポールポジションを獲得した。

クラス4) 今回練習走行より好調だった#53シビックに0.1秒差でポールを譲ったものの#52 5 ZIGENパルサー、#87FALKENパルサーはシリーズチャンピオンのかかったこのレースで順当に2位、3位の座をキープした。

またこのクラスからも2台が予選落ちすることになったが、残る2台のパルサー#71PMCS、#89NTCも決勝に進むことが出来た。

【決勝】

クラス1) #32日産プリンス千葉GT−Rファルケンが#1日産アルティアダンロップGT−Rにシリーズで16ポイント差をつけて最終戦を迎え、完走すればシリーズチャンピオン獲得という状況でレーススタート。

#1、#13エンドレスアドバンGT−Rは安定したペースで走行を重ねるが、#32は序盤から原因不明の振動に悩まされ、ピットを繰り返し大きく順位を落とした。

その後は順調に走行し、2/3経過後#13の前左輪が1コーナー手前でバーストし、そのままリタイヤとなった。その後#1、#32はノートラブルで走行し、結局#1が優勝し#32が2位となった為、#32がシリーズチャンピオンを獲得した。

クラス4) 第1ドライバー同士の前半戦は#54シビックと#52 5ZIGENパルサーのトップ争い、#87FALKENパルサーと#77シビックの3位争いがほとんど差のない状態で繰り広げられ、そのまま各車ピットインのタイミングを迎えた。ピットイン後は一転し各車にトラブルが発生。

まず#87がハブボルトのトラブルでリタイア、#52がミッショントラブルでペースダウン、#77シビックもペースダウンし、結局上位陣で唯一大きなトラブルのなかった#54シビックが今期初優勝を飾り、#77シビックがシリーズチャンピオンを獲得し、#87、#52のパルサー勢がそれぞれ2位、3位を獲得した。