コースはドライ路面でスタートし、途中セミウェットからウェット状態を繰り返すという難しいコンディション下でレースが実施された。
ピットタイミングとタイヤ選択が勝負の分かれ目となった。
クラス1では、日産スカイラインGTRの3台ともがスリックタイヤでスタートし、前半は#32がトップに立った。
レース中盤で#23だけがウェットタイヤにはきかえるがこれが功を制し10ラップ後にはトップになった。
その後#32、#1もウェットタイヤ交換の為ピットインするが、#23は大幅なリードで終盤を走行し見事今季初優勝を飾った。
2位には#1が入り、#32が3位となった。
クラス4では、この条件下第1ドライバーはスリックでウェット路面を走ることになったが、5ZIGENパルサーがすばらしい走りを見せ、2位のギャザスシビックがピットインするまでに30秒のリードを築いた。
FALKENパルサーも着実に順位を上げながら5ZIGENパルサーと共にピットタイミングを遅らせる作戦をとった。
他車がピット時のタイヤ選択に苦しむ中、この作業で適格なタイヤ選択をした2車は1−2体制を確実にし、シビックの脱落後は3位以下を2ラップ遅れとする大勝を飾った。