TI Circuit Super N-1 400km
1998.6.12

スカイラインGT−R 50連勝達成!


開催日98年6月6−7日
イベント名スーパーN1耐久シリーズ第4戦
開催サーキットTIサーキット・英田
天 候晴れ時々曇
観客動員数35,600名
出走台数(完走)39台(27台)

Result
順位 ドライバー マシン ラップ タイム
1 横島 久/竹内浩典 日産プリンス千葉
GTRファルケン
109 3:12'51
2 福山英朗/木下隆之 プリンス東京
フジツボGTR
109 3:14'49
3 村松康生/三好正巳 カストロール・サイコモス
エボX
108 3:13'51
4 村尾真吾/館 信吾 カストロール・MONZA
セリカ
108 3:14'17
5 雨宮栄城/鈴木 学 エスペリアV−OPT.
セリカ
106 3:12'55
6 清水和夫/渋谷 勉 アルフェルダンロップ
インプレッサ
106 3:14'16
 
 
       
11 桂 伸一/菊池 靖 FALKEN★パルサー
 
104 3:13'49
19 見崎清志/S.ANDSKAR 日産アルティア
ダンロップGTR
101 3:13'16

Race Report
【予選】

本大会は、スカイラインGT−RのR32型から続く50連勝目がかかっており、優勝の行方が一層注目されるものとなった。

#1日産アルティアダンロップGTRがまず1’39”105とタイムを出し、それを追いかける形となったが、各車1歩及ばず、#1がそのままポールタイムとなった。

2位以下は#32プリンス千葉、#23プリンス東京、#43まんぷく堂とGTーRが入った。

4クラスでは、昨年の予選タイムを上回る1’46”台でのクラストップ争いはいつも通り#52の5ZIGENパルサーと#77ギャザス・ドライダーシビックの一騎打ちとなったが、#52は惜しくも0.25秒届かず2位となった。

また4台が0.5秒の間にひしめいた3位争いの中で#87FALKENパルサーは4位のポジションを得た。

【決勝】

今期から参戦しているランサーエボXが優勝争いに加わり、油断のならない状況になってきた。

スタートから#32がハイペースで走行するが徐々にペースダウン。31ラップで#1がトップ。

その後#1もペースが上がらず#23がトップに立つ。予定のピット作業を終えた所で順位が変わり、#1日産アルティア、#23プリンス東京、#32プリンス千葉、#11ランサーエボXの順となった。

後半64ラップで#1がシビックに追突。ラジエーター破損で脱落し88ラップ目には#23のブレーキトラブルでコースアウト、ピットイン。#32と#11の争いとなった。

また92ラップ目には#11が後左輪のハブトラブルでリタイヤ。#32がそのままゴールという結果となり、一瞬肝を冷やす事もあったが、スカイライン50連勝が達成された。

4クラスでは、予選クラス2位からスタートした#52が一度はトップに立ったものの、その後ブレーキとタイヤの性能ダウンから#77シビックに先行を許す形となった。

ピットワークによりその差を一時は縮めたが、結局エンジンブローによりリタイアとなり、#87は3番手争いを安定したぺースで勝ち残り、表彰台をゲットした。

もう一台の#71PMO・Sパルサーは、チーム体制の問題から参戦準備が遅れた事がひびき、完走するにとどまった。