Du Mans Dossier
ザ・星野
今年のル・マン24時間レースの僕の役割は、自分の走りのパートをきっちり守ることとニッサンチーム内をまとめる役目を担っている。

だけどサーキットを走る技術は各ドライバーが既に持っていて、本山や黒沢、影山正彦は長いこと僕と一緒にレースをしているから教えるんじゃなくて、レースをする上での何を僕から盗んでくれていると思う。

チームの中では僕が人間を一番長い間やってきているから、ミスをなくすことなどをアドバイスする事が大事だね。ここまで来ると決勝は、いい舞台であってほしいと思う。

レースも34年間やっていると身体に疲れもきているからね。

ゼロからお世話になったニッサンには感謝している。

返せるものは少ないけど、今年のル・マンでは、その何分の一かでも返したいね。

32号車のエース格、いや、ニッサンチームのエース役で活躍している星野一義のレーシングスーツの胸に「THE ALPEE」のワッペンが張られている。

かなり以前から星野選手のファンであるメンバーから「お互い長い間頑張ってきたし、これからも長く頑張りましょう」との意味合いを込めての昨年に引き続いての応援協賛。

5月中旬に都内のホテルで行われた壮行会でも近藤真彦とともにビデオで「星野さんが引退するなんて、とんでもない。これからも頑張って」とメッセージが送られ、会場から賛同の大きな拍手がおきた。

星野選手も「あと5年は走る」と約束のコメント。
そのコメント通りになってくれれば嬉しいけれど。

星野選手は「理屈抜きで彼らのためにも結果を残したい。頑張ります。」と語ってマシンに乗り込んだ。