in SUGO
1998.10.25

GT選手権第7戦

ペンズオイルニスモGTR、シリーズチャンピオン獲得


気温17℃、晴天に恵まれた菅生に38,300人の観客が駆けつけた。

事実上、シリーズタイトル争いは、現在シリーズトップの#23ペンズオイルニスモGTRと、#64NSXの2台に絞られていたが、前日の予選では#64が5位、#23が13位、#2が15位で、ニスモチームには厳しいスタートとなった。

いつも笑やかなコマス選手も、ピットウォーク時にはかなり緊張した表情でファンに応えていた。

予定通り14:00にフォーメーションラップがスタート。しかし、フォーメーションラップ中に#64が駆動系トラブルでストップし、そのままリタイヤとなったので、この時点で#23エリック・コマス/影山正美選手組のシリーズ優勝が決定した。

その後、コースアウトする車両や炎上する車が相次ぎ、完走は41台の出走台数中29台。また、最終的に優勝した#18NSXも再車検で失格となり、#23が6位、#2が9位という結果であった。

レース後、ニスモチームでは祝勝会が開かれ、ペンズオイル、ゼクセルよりドライバーに花束が贈られ、ドライバーポイントトップのコマス選手と影山選手は、メカニック達にビールをかけられ、大はしゃぎであった。

Race Result

順位 ドライバー マシン タイム
1  中子 修/道上 龍  Castrol無限 NSX 1:56'38.356 
2  鈴木利男/K.バート  カストロールトムススープラ - 0'05.281 
3  竹内浩典/野田英樹  FK/マッシモセルモスープラ - 0'12.272 
4  星野一義/黒澤琢弥  カルソニックスカイライン - 0'14.168 
5  長谷見昌弘/田中哲也  ユニシアジェックススカイライン - 0'14.558 
6  E.コマス/影山正美  ペンズオイルニスモGTR - 0'18.530 
       
9  鈴木亜久里/影山正彦  ZEXELスカイライン - 1 lap  
13  近藤正彦/青木孝行  ザナヴィシルビア - 5 laps 


シリーズポイント(チーム)
1  NISMO 70
2  Mobile 1 Nakajima Racing 50
3  TEAM IMPUL 49
シリーズポイント(ドライバー)
1  エリック・コマス/影山正美 67
3  山西康司/トム・コロネル 50

公式予選結果