in MINE
1998.10.11

GT選手権第6戦

決勝レポート

シリーズも残り2戦となり今大会はニスモチームの#23ペンズオイルニスモGT−Rがシリーズタイトルを獲得する為の大切な一戦となった。


46,200人の観客が入ったMINEは好天に恵まれたが、路面温度が高くタイヤに厳しいレースとなった。

ニスモの2台のGT−R、#23ペンズオイルニスモGT−Rと#2ZEXELスカイラインは決勝スタート後4台のNSXと#39スープラを追い予定通り安定した走行を続けた。

オーバーテイクポイントが少ないMINEサーキットゆえにレース中盤各チームのピット作業まで大きな順位変動は余りないレース展開となったが、40ラップ目#23がピットイン、ニスモチームの早いピット作業で影山正美Drを送りだし、さらに上位を狙う走りを続けた。

また、、#2も43ラップ目にピットイン、影山正彦Drに交代した。

先頭グループがピット作業を終えた時点で、4台のNSXを#23が追う形となり#18NSXを猛追、その後64ラップ目に#18をかわし4位に浮上した。

そして、#39スープラ、#2が続くが#18NSXがスロー走行となり、レース終盤#100、#64、#16の3台のNSXに続き#39スープラ#23、#2の2台のニスモのGT−Rがつづいた。

そして、75ラップ目#16NSXがトラブル炎上。上位陣の順位がひとつづつ繰り上がり#23は4位、#2は5位となった。

シリーズタイトルを狙う#23としては最も望ましい10ポイント獲得でウエイトハンディ10kg減という結果となり、最終戦SUGOでいよいよチャンピオンが決定される。

MINE第6戦終了時点でのポイント

    1位 ニスモ 64
    2位 Mobil1NAKAJIMARACINNG 50
    3位 TEAM IMPUL 39

Race Result

順位 ドライバー マシン タイム
1 高橋国光/飯田章 RAYBRIG NSX 1:55'22.563
2 山西康司/トム・コロネル Mobil NSX 1:55'53.769
3 土屋圭市/谷川達也 デンソーサードスープラ 1:56'27.144
4 エリック・コマス/影山正美 ペンズオイルニスモGTR 1:56'36.872
5 鈴木亜久里/影山正彦 ZEXELスカイライン 1:56'43.827
6 P.H.ラファネル/高木真一 ESSOTigerSupura 1:55'50.513
       
DNF 近藤正彦/青木孝行 ザナヴィシルビア