ロングストローク化に伴う連桿比悪化を抑えるため、コンプレッションハイト(ピストンの高さ)を抑え、コンロッド中心間距離を稼いでいる。
圧縮比を上げるためにバルブリセスを含むピストン冠面形状も変更している。
レーシングエンジン(380RS-C搭載)で採用されいてる高張力アルミ材鍛造ピストンを採用。
ピストン裏面に補強リブを追加することで「軽量化」と「剛性アップ」を両立している。
レーシングエンジン(380RS-C搭載)の高い燃焼圧に耐えられるよう、材質的には最高といわれる「SNCM439(ニッケルクロムモリブデン)材」を採用。
コンロッドの横幅が拡大され、コンロッドボルトも太いタイプに変更されている。
コンロッドと同様にSNCM439材を採用。カウンターウェイト形状およびクランクピン位置の変更により、ストロークを7mm延長。併せて、フィレットロール荷重を純正の2倍に高めるなど、強度アップを図っている。また、コンロッドとクランクシャフトの重量バランスを管理することで、高回転域のスムーズな吹け上がりと振動低減を図っている。
※写真はすべて開発途中のものです。