about COPPERMIX

カッパーミックスシリーズラインナップ
 
COPPERMIX

「カバーの圧着力を変えずに許容出力を上げたい」
「渋滞時の操作性を改善し、誰もが普通に使えるスポーツクラッチを提供したい」
このコンセプトのもと開発されたクラッチフェーシングが
「COPPERMIX(カッパーミックス)」です。
2002年秋に発売したカッパーミックスは、
扱いやすさと高い伝達性能によりシングルクラッチの性能を飛躍的に向上させました。
カッパーミックスの伝達性能は他社製クラッチを遥かに凌ぎ、
初心者からトップチューナーに至るまで多くの方々に支持されています。

「カッパーミックス」は、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(株)の登録商標です。類似品にご注意ください。
フェーシング面の「F808MCC」または「F510MCC」という表示がカッパーミックスの証です。

 

カッパーミックスとは

メタルとノンアスベストという異なった2つのフェーシングを特殊製法により高次元で結合させた全く新しいフェーシングで、「ノンアスベストを含んだメタル」とも、「メタルを含んだノンアスベスト」とも言えます。メタルは銅の塊であり、高温域でもμを発生させる銅は、ノンアスベストフェーシングにも含まれています。このノンアスベストの製法を用いて、銅(COPPER)の含有量を飛躍的に向上させたものがカッパーミックスです。カッパーミックスの特長は、異なるμ特性を有するフェーシングを高次元で組み合わせることで、通常走行時での純正クラッチなみの操作性と、スポーツ走行時の高い伝達性能を併せ持つことです。

カッパーミックス
 
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[ カーボンでは絶対に出せない性能を実現 ]

優れたμコントロール性

カッパーミックスは低い温度域ではノンアスベストの高μ特性を使い、高い温度域ではメタルの安定したμ特性を使うことで、優れたμコントロールができます。ノンアスベストは初期μが高く、温度上昇(スポーツ走行時)と共にμが低下します。一方、メタルは、ノンアスベストほど高いμはありませんが、高温度域でもμが安定して発生する特性を有しています。この2つの特性を併せ持つことで、低い温度域から高い温度域に至るまで理想のμを発生することができるのです。例えば、長いストレート走行で温度が下がった状態からのシフトダウン操作、コーナーリング中のアングル調整のためのペダル操作等、温度変化が激しい条件を余儀なくされるクラッチ操作においても常に最適なμを使うことで、扱いやすさだけでなく、クラッチディスクへの負荷をも大幅に低減しています。これにより実走行での温度変化にも容易に対応し、実質的にはメタルフェーシングを超える性能を有しています。カッパーミックスがドライビングテクニックの優劣に左右されず、誰もが安心して高性能クラッチを体感できる証がここにあります。

優れたμコントロール性
 

強靭なフェーシング結合力 〜 特殊製法の仕組み 〜

カッパーミックスはノンアスベストフェーシングの銅(COPPER)含有量を向上(重量比50%)させることで高性能を実現していますが、ノンアスベストに多量(重量比50%)の銅を混ぜ合わせると結合性が悪く、容易にバーストします。カッパーミックスはこの現象を克服するため、フェーシングの裏側に特殊製法でバックプレート(スチール製)を貼り付け、強靭なフェーシング結合力を有しています。

クッショニングプレート付き

ノンアスの初期高μによる繋がり衝撃を吸収するため、クッショニングプレート(2枚のフェーシング間にある波板)を組み込み、扱いやすいペダル操作を可能にしています。

注) スーパーカッパーミックスツインは、クッショニングプレートを廃し、センターハブで繋がり振動を低減させています。

※純正クラッチもノンアスベストフェーシング(初期高μ)にクッショニングプレートを組み込み、低圧着カバーとセットすることで一般走行下において非常に扱いやすい特性を有しています。

優れた耐バースト性能

NISMO製クラッチは、常温バースト評価(20℃)と、ホットバースト評価(200℃)をクリアしています。
注)バースト評価とは台上での回転バースト試験です。

〔参考〕カーボンフェーシングとの対比

カーボンクラッチは、絶対的μが低く(カーボン=0.18/カッパーミックス=0.38)、その結果カッパーミックスと同じ伝達力(許容トルク)を確保しようとすると2倍の圧着力が必要になり、ペダル踏力が重くなります。同時に絶対的μが低いことで繋がりがスムーズで扱いやすい反面、シフトアップ、ダウン時に常に滑り状態となり磨耗量が過多となります。一方、カッパーミックスは、クラッチの熱量発生に応じて適正μを発生させるため、このような使用条件の変化にも耐えうる性能を有しています。参考までにNISMO基準での試験では、スーパーカッパーミックスツインがカバー圧着力1000kgfでトルク84kgf·m(動摩擦)まで対応しますが、NISMO試作品カーボンツインは圧着力1200kgfのカバーを用いてもトルク54kgf·m(動摩擦)で滑りが発生しました。モータースポーツで使用されるカーボンクラッチは、この磨耗量をコントロールするために何種類もの厚み違いのプレッシャープレートを用いていますが、一般ユーザーが購入できるカーボンクラッチに、この機構を有しているものはありません。('05年12月現在)

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