OMORI FACTORY NEWS

 

2013.2.26
ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース
〜 走行に必要なスキルを凝縮したレッスン

皆さん、こんにちは。大森ファクトリー兼平です。
富士スピードウェイのドリフトコースで「ドライビングレッスン」を実施したので、その模様をレポートいたします。

日産プリンス東京さんにもご協力いただき、Zチャレンジ参戦者や参戦希望者などを中心に12名の方が参加され、女性も1名いらっしゃいました。

ドリフトコース!? と思われるかも知れませんが、実はこのコースはトレーニング向きのレイアウトなんです。ジムカーナ場を使った従来のトレーニングにプラスαの要素を加えられるため、さらなるスキルアップを狙って初めて使用することにしました。

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース
ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース
 

今回の講師を務めるのは、藤井誠暢Dr。
早速、攻略ポイントや注意事項の説明からレッスン開始です。前夜の雨により路面状況が非常に厳しく、とにかくすごく滑るため、良い練習になりそうです。

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース
ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース
 

簡単な座学の後は、走行プログラムへ。
まずは藤井Drを先頭に慣熟走行を行い、コースに慣れていただくと共に路面状況を把握してもらいます。路面が濡れていて非常に危険な箇所は、パイロンで規制しました。

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース
ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース
 

先導車両が隊列を抜けフリー走行へ突入。
初めてのコースという事もあり最初はスローペースでしたが、時間とともに皆さんペースが上がってきました。
とにかくコース幅が狭いのでライン取りが非常に重要となってきます。また、すべりやすい路面なのでアクセルワークも重要です。簡単にスピンしてしまいますからね。
微妙なコントロールでリヤが出ない限界を体で覚えるんです。こうした経験がサーキットを走る上でも非常に役立ってくるんですよ。

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース
ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース
 

フリー走行は3組に分かれて入れ替えながらの走行だったので、走行していない方は藤井Drにアドバイスを求めたり、他の方の走行を見ながらコースや走り方を確認しています。コース全体が見渡せるのもドリフトコースのメリットですね!
ひとつでも多くのことを学んでもらおうと、藤井Drも積極的に参加者に声をかけます。

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース
ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース

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昼食を挟んで午後の走行へ。午後は、午前中の逆回りコースとしました。
逆回りとしたことで荷重をかけたままのブレーキングが必要になったり、出口が深いコーナーが出現するなど、さらに難易度が上がったコースとなります。

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース
ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース
 

3時間ほどの走行後、本日の締めくくりとして「タイムトライアル」を実施。スーパーラップ方式とし、全員が見守る中、1台ずつのタイムアタック!
といっても大森ファクトリーの場合、「速さ」を目的としていません。このタイムトライアルをとおして、「人に見られる」「ミスが許されない1発勝負」という緊張した状況で集中した走りを体験することに意味があるんです。
こうした緊張状態での走行は普段、なかなかありませよね。そうした状況下で「自分なりの100点の走行にどれだけ近づけられるか」という事に集中することでメンタル的にも大きく成長することができるんです。

まずは、藤井Drが参考タイム出し。かなり本気で走ってました(笑)。

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース
ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース
 

藤井Drのタイムを目標に、集中力を高めて、いざスタート!!
みんな、他の人の走行に「オオッ!!」「すごいっ!」などなど、騒ぐさわぐ(笑)。やはり、結果が数値的に見えるものは、どうしても盛り上がってしまいますね。
そうした騒ぎ声が聞こえたのか、はたまた緊張したのか!? ミスコースする方、余計に1周多く周回される方などもいましたが、大きなトラブルもなくなく無事に終了! 藤井Drの参考タイムに肉薄するタイムを出した方もいましたヨ!

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース
ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース

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ここでドリフトコース初開催という事で、参加者に感想を聞いてみました。
サーキット走行は大森ファクトリーのイベント時のみにもかかわらず、驚きの上達ぶりを見せるTさん
「最初は路面も濡れていたので怖かったんですが、やっぱり楽しかったです(笑)。思っていた以上にスピードも出るんですね。コースレイアウトによっては、2速ホールドだったので、ステアリングとアクセル、ブレーキに集中できるのも良いですね! 走りながら『ブレーキ』や『コーナリング』を考えられるようになりました。ライン取りで走り方や挙動が全く変わるという事もよく分かりました」。

大森ファクトリーのお客さまの中では最速を誇るUさん
「足回りを替えたばっかりだったので、減衰などを色々と変えながら走りを試せたので良かったです。おかげで、ベストに近いセッティングが出せました。でも…、タイムアタックでは緊張してしまって、どこを走っているのか分からなくなってしまいました(笑)」。そうです、彼こそがタイムアタックで唯一、ミスコースによる失格を受け、泣きの1回を申し出た人物です(笑)。でもリトライで参加者の中で最速のタイムを叩き出しました。

今や、ATとは思えない速さを披露する50代の星、ひーちゃん(今年は60代に突入です!)
「いやぁ、ドリフトコース面白いねぇ(笑)。良く考えられたコースレイアウトですね。走りのリズムが狂うと全然ダメ。小さなコースだけど、ここでの練習で学べる事は他のサーキットでも大いに役立つね!」

前回のジムカーナレッスンから大森ファクトリーの仲間入りを果たしたOさん
「今まではFFや4WDばかりだったので、FRのコーナリングがあまり得意ではなく、ハナの入れ方が良く分からなかったのですが、今日でその感覚を掴むことができました。ドリフトコースという事でドリフトをしようと思っていたのですが、上手くできませんでした(笑)」。

昨年よりZチャレンジに参戦されている50代AT使いのSさん
「初めは怖かったぁ。藤井さんに『怖いから帰りたい』って泣きごと言ったら、『僕もこのコンディションで走るのは怖いです』って言われて(笑)、なら頑張ってみようかと。でも、走行していくうちに恐怖心が消えてましたね。今回は『出口重視』の走り方を体感できて良かったです」。

と色々な感想がありますが、それぞれに得るものがあり本当に良かったです。

今回、初めてのサーキット。という方はいらっしゃいませんでしたが、経験1年未満のいわゆる初心者の方はもちろん、初めてドリフトコースを走るという方ばかりだったのに、ビックリするくらいスピンも少なく、コースアウトにいたっては1台も出ませんでした。みなさんのスキルの上達具合には驚かされます。

「いかに多くの引き出しを持つ事ができるか?」が安全に楽しくサーキット走行を行うためのポイントです。今回の練習でひとつでも引き出しを増やせたのではないでしょうか。

さぁ、さらなる引き出しを増やせるよう、今年も色々なイベントを企画します!
大森ファクトリーの走行イベントは初心者の方でも安心してご参加いただけるよう、万全のサポート体制をとっているので、「今年こそは」とお考えの方は、お気軽にご相談ください。

そうそう、ファクトリーのコソ練大王(せいちゃん)は今年も健在でしたよ。
記念車として大切に保管していた「フェアレディZ S-tune GT」でフツーに参加してました(笑)。今年はマニュアルでZチャレンジ参戦を目論んでいるのでしょうか??
当日、イベントサポートをしていた小笠原工場長が羨ましそうな目で見つめてました(笑)。
もうひとつ、季節外れの「スイカ」を発見(笑)。PHOTO GALLERYの中で見つけられるかも!? 詳細は、Zチャレンジの初戦でレポートしようかな(笑)。

ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース
ドライビングレッスン@FUJI SPEEDWAY ドリフトコース
 

以上、兼平でした。

KANEHIRA

Reported by 兼平
(OMORI FACTORY)

 

【当日のPHOTO GALLERY】

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