皆さん、こんにちは。フロントの兼平です。
コソ練大王を発見したのでレポートいたします。

先日開催したサーキットランのレポートはご覧いただきましたか？
そのレポートの座学講習画像の中にコソ練大王が写っていました。そうです。我らが当主、佐々木です。みなさん、気付かれました？

9月25日に開催されるZチャレンジへの参戦表明以来、サーキット走行を楽しみにしていた当主も、いち参加者として先日のシェイクダウンを終えたばかりのZ34 ATにてサーキットランに参加していたんですねぇ。
という事で、驚きの珍客もいらしていたので、その模様をお伝えします。

当日は、Bグループ（走行経験者＆初心者）でのレクチャーを受講していたのですが、午後のフリー走行開始前に、な、なんと日産自動車の「現代の名工」加藤博義氏が現れたのです。実験テスト等で一般のサーキットを使用されることも多く、たまたま袖ヶ浦サーキットの視察にいらしたとの事。

実は、当主　佐々木と加藤さんは、当主が日産実験部に所属していた時の先輩・後輩の間柄（当主が先輩です）。思わぬ再会に喜んでいるかと思いきや、当主が「同乗してくれ！」とひと言。「今日はサーキット視察だから」と嫌がる加藤さんを強引に車両に乗せるとコースへと消えていきました。

その後も当主による拉致はおさまらず、加藤さんを運転席に座らせると自分は助手席に同乗。豪快なパワハラ？！　で「現代の名工」からZのドライビング技術を盗もうとしています（笑）。

同乗によりZ ATのコツを掴んだのか？　どうかは分かりませんが、その後はひたすら周回を重ねていました。

走行後はデジスパイスさんのロガー解析もキッチリ受講。次回のZチャレンジは同じ袖ヶ浦での開催ですから、いつになく真剣な眼差しです。

当主に加藤さんの拉致について問い詰めると、「いやぁ、コース視察って言ってたから、同乗してコース案内をしてただけだよ（笑）」と言い訳。確かに、加藤さんに同行されていた実験のチーフの方も同乗されてましたけど…。たぶん、レクチャー9割、コース案内1割といったところでしょうね。

下の写真を見ていただければお分かりのとおり、当日は満面の笑みで実に楽しそうな当主。

余談ですが、今回の走行に向け、グループＡのチーフメカニック、監督としての経験がなす技なのか、ひっそりとこんな↓ものを用意しておりました。簡易給水システム！？　「ゴクゴク、うん、うめぇ」と満足げに飲んでおりました（笑）。

また、当主の「マーチも面白いから走ってみれば？」のひと言で、加藤さんはカップカーで疾走！　ピットに戻ってくると「かなり面白いね！」とこちらもご満悦の様子でしたが、走りながらもきっちりとコースチェックをされてました。

まさかの特別レッスンで思わぬ収穫を得た当主は、ニコニコで帰っていきました。
さぁ、いよいよ9月25日にはZチャレンジデビューが待っています。いったいどんな結末になるのやら。とにかく楽しんでくれればいいんですけどね。

もちろん、デビューの模様もレポートするのでお楽しみに！

以上、兼平でした。