皆さん、こんにちは。フロントの鷹巣です。
今年、大森ファクトリーはZ33でZ-Challengeに参戦していますが、次戦ではZ34での参戦を狙い車両のシェイクダウンを行いました。

シェイクダウンの目的は、車両確認です。サーキットでの全開走行を行い、各部に最大限の熱や入力を与えることで不具合が出ていないかをチェックします。併せてタイヤサイズ（18インチか19インチか・・・）のマッチングチェックも行いました。
ステアリングを握るのは、Z34用パーツ開発でもテストドライバーをお願いしていた藤井誠暢ドライバーです。

ベース車両は、フェアレディZ（Z34） Version NISMO（6MT）で、冷却系、足回り、ブレーキパッドなどを交換。そうそう、9月に発売予定のスポーツリセッティングも施工しています。もちろん、デフはグリップ走行にベストマッチなGT L.S.D. Pro Carbonを装着。

	フェアレディZ（Z34）用スポーツリセッティング 9月発売予定　乞うご期待！！

 

結果は？というと、車両自体に全く問題なし。タイヤは、19インチの方がフィーリング、タイム共に良好な結果となりました。次戦のZ-Challengeには19インチで参戦するかも知れませんが、今後、さらなる検証をとおして最終仕様を決定したいと思います。
もちろん、車両仕様も今後のテストをとおして、どんどんブラッシュアップしていく予定です。

この車両は9月12日（日）に袖ヶ浦フォレストレースウェイにて開催されるZ-Challenge第2戦に参戦する予定です。フェアレディZでサーキット走行に興味をお持ちの方は、一度、Z-Challengeの観戦にいらしてください。ジェントルでクラブマンレースらしい楽しさを感じる事ができますよ。

Z-Challengeと言えば、現在、大森ファクトリーにも参戦車両を始めフェアレディZが多数入庫しており、様々な作業を行っています。詳細は今後お知らせしていきますが、写真のZ33は、次戦参戦に向けた車両整備に加え、ブレーキを大型化しました。このブレーキは、Z-Challenge初戦で大森ファクトリーのデモカー（Z33）が装着していたものと同じものなんです。これは効きますよぉ！！　併せて、ホイールとタイヤを新品に交換。次戦が楽しみな一台です。

大森ファクトリーのZ34が最終的にどういう仕様になるのかは、今後のお楽しみということになりますが、 もちろん、この車両から得られた様々なノウハウや技術をどんどんお客さまにフィードバックしていきますので、 こちらもお楽しみに！

以上、鷹巣レポートでした。