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モータースポーツ

2016.05.31

ニッサン、荒れた天候のニュルブルクリンク24時間で11位

ニュルブルクリンク(ドイツ) - 世界で最も過酷と言われるニュルブルクリンク24時間レース。今年は豪雨、霧と雹に翻弄され荒れた展開となりましたが、ニッサンGTアカデミーチームRJNは全力で走り切り11位で完走を果たしました。

ニュルブルクリンクの「グランプリサーキット」と「ノルドシュライフェ」(北コース)を結んで行われるレースには150台以上がエントリーし、1つのピットを最大6台のマシンが共用するという環境で行われました。また、ミハエル・クルム、アレックス・バンコム、星野一樹、ルーカス・オルドネスは、大量に降った雹のため、3時間にわたってレースが中断されるなど荒れた天候とも戦う事を強いられました。

4人のドライバーはこの過酷なレースをミスなく走りきり、目標のトップ10には僅かに届きませんでしたが、総合11位で完走を果たしました。

今回のレースを振り返り、クルムは「チーム全員が素晴らしい仕事をしました。ドライバーはミスを犯しませんでしたし、ペナルティーも一切受けませんでした。クルマにも、全くトラブルは起こりませんでした。目標は10位以内でしたが、今週末の戦いは少しレベルが高かったですね。クルマの開発を続けてもっと良くして行きたいと思います」と語っています。

今年のニッサンは、ニュルブルクリンクのエキスパートであるクルム、ブランパン耐久シリーズチャンピオンのバンコム、GTアカデミーの初代優勝者オルドネスとSUPER GTのGT300クラスチャンピオン経験者星野という昨年と同じドライバー陣で臨みました。星野は、この週末を次の様に締めくくりました。「今年はすごく難しくてタフなレースでした。そんな中、11位で完走できたことをとても誇りに思います。また、すごく良い経験にもなりました。次が待ち遠しいですね」

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