2015.05.20
ニュルブルクリンク24時間、近年の参戦では最上位の結果に

今年のニュルブルクリンク24時間は、VLN1で悲しいアクシデントが起こり、心情的に厳しいイベントとなりました。過酷な24時間に及ぶレースの末に9位でフィニッシュできたことは、日産GTアカデミーチームRJN、ニスモ、ドイツ日産、そしてもちろんドライバー陣営の努力の証と言えるでしょう。

ペナルティにより上位30台によるポールポジションチャレンジへの進出を逃した#35 Nissan GT-R NISMO GT3は、31番手からレースをスタート。現地時間5月16日土曜日16時には、ミハエル・クルムが24時間に渡る挑戦の先陣を切りました。その後、バンコム、オルドネス、星野とつなぎ、まずは全ドライバーがシングルスティントをこなしました。

「非常にスムースなレースとなりました」とチームボスのボブ・ネビルは述べました。「まず全員がシングルスティントを走行した後は、それぞれダブルスティントに臨みましたが、全員が順調でした。夜には雨が降ってきたのでかなり慎重に行きましたが、それがうまくいきました。マシンの動きは時計のように正確でした。レースの間、一切の修復の必要がないというのは、いつでも気持ちのいいものです。チームの働きには非常に満足していますし、素晴らしいリザルトを得ることができて、とてもうれしいです」

「日産、ニスモ、そしてRJNモータースポーツにとって、素晴らしいリザルトです」とドライバーのバンコムも述べました。「マシンはまったく狂いなく走行を続け、さらに重要なことに、私たちもマシンを壊すことがありませんでした! チームメートはみんな素晴らしい仕事をしました。マシンを一度もガレージに入れることなく、レースを走り切ることができました」

「去年は悔しい思いをしていたので、本当に嬉しいです」と星野。「このプロジェクトに関わる全ての人に感謝していますし、Nissan GT-R NISMO GT3の信頼性・ポテンシャルを証明することが出来ました。来年再来年、必ずまた戻ってくるチャンスをつかみ、更に上を目指して頑張ります!遠く日本からたくさんの応援、本当にありがとうございました」

また、クルムは「長年苦労してきたニュルブルクリンク24時間レースで結果を残すことができて、本当に嬉しく思います。Nissan GT-R NISMO GT3はトップと戦えるポテンシャルがありましたし、僕たちドライバーは皆、ギリギリの攻めをしました。こんなにクラッシュが多い24時間レースは初めてだったけど、4人とも切り抜ける事ができましたし、車にダメージもありませんでした。また、挑戦したいと思います。応援、ありがとうございました」と話しています。

このレースでは、シュルツ・モータースポーツからもNissan GT-R NISMO GT3がエントリーし、2014年にRJNから参戦したGTアカデミーの勝者、フロリアン・ストラウスもドライバーとして参加して好走を見せました。チームは残り1時間の時点で#35 GT-Rのすぐ後ろを走行していましたが、チェッカーフラッグ目前というところでギアボックスにトラブルが発生して後退し、総合19位となりました。


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