- 2011.04.04
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NISMO LMP2エンジン初優勝!
ルマンシリーズ第1戦レースレポート
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ル・マンシリーズ(LMS)第1戦の決勝レースが、4月3日(日)にポールリカールサーキット(フランス、1周5.791km)で行われ、NISMO LMP2エンジンを搭載するグリーブス・モータースポーツの#41ザイテックZ11SN・ニッサンがLMP2クラスで初優勝。総合でも3位に入る好成績を収めた。NISMO LMP2エンジンは、SUPER GT GT500用エンジンをベースに開発され、今年から実戦投入されたが、インターコンチネンタルルマンカップ(ILMC)開幕戦セブリング12時間2位入賞に続き、参戦2戦目で早くも初優勝を飾った。
LMS第1戦LMP2クラスには9台がエントリーし、うち#41ザイテックZ11SN・ニッサン(グリーブス・モータースポーツ)、#45オレカ03・ニッサン(ブーツェン・エナジー・レーシング)、#46オレカ03・ニッサン(TDSレーシング)の3台が挑んだ。決勝レース前日に行われた予選では、NISMO製VK45DEエンジンを積んだ3台が#46、#45、#41の順で1〜3位まで上位を独占。NISMO LMP2エンジンの速さを見せつけた。
決勝レースはスタート直後からLMP2クラス予選上位3台のNISMOエンジンユーザーが1〜2秒以内で接近した激しいクラストップ争いを展開。他車に対し、1ラップ当り1〜2秒ずつマージンを築いていった。
6時間に渡るレースの中、#41ザイテックZ11SN・ニッサンは一時、他車にクラストップの座を明け渡したが、残り1時間半となった頃、トップを奪還し、そのままLMP2クラスのトップでチェッカーを受け、チームとNISMO LPM2エンジンに初優勝をもたらした。
次回、ILMC/LMS第2戦決勝レースは5月7日(土)スパフランコルシャンで行われる。