#14「岡部自動車T-MANオイルTeam Tetsuya Z」が第1レースで2位
スーパー耐久シリーズ2010 第7戦「もてぎスーパー耐久オーバルバトル」11月27日 ツインリンクもてぎ(栃木)晴れ/ドライ

スーパー耐久シリーズ2010の第7戦(最終戦)が、11月27日、周囲の山々が紅葉に染まったツインリンクもてぎのスーパースピードウェイ(オーバルコース)において開催された。今年もスーパースピードウェイのターン1、ターン3の手前には、パイロンによってシケインが設けられた。決勝レースは50周のバトルを2回行い、第1レースで#14「岡部自動車T-MANオイルTeam Tetsuya Z」(田畑勇/小松一臣)が2位でゴールした。

今回ST3クラスに参加した6台のうちフェアレディZは2台。気温8℃という寒さのなか行われた朝の予選で、#34「asset・テクノZ34・nismo」(藤井誠暢/佐藤公哉)は、オーバルコース全体を見渡し的確な指示を無線で伝えるスポッターを立てた効果も大きく、ドライバー2名の合算タイムでST3クラスのポールポジションを獲得。決勝レースに期待を持たせた。
気温も15℃ほどまで上がった11時25分にスタートした第1レースでは、スタート直後の最初のシケインで#34 Zの藤井が他車と接触。この際、固定されていたパイロンをまたいだことで、フロントバンパー、オイルクーラー等を破損。しばらく周回したもののオイル漏れでピットインし、そのままリタイアとなった。いっぽう予選5位の#14 Zは他車のアクシデントもあり田畑が3位までポジションアップすると、ドライバー交代もタイムロスなく行い小松が他車のピットインの間に2位に浮上し、順位を守ってゴールした。
14時40分に第2レースがスタート。グリッドは予選のセカンドベストの合算で決められた。しかしここには第1レースでリタイアした#34 Zは出場しなかった。第1レース2位の#14 Zは小松がスタートを担当。田中徹へつなぎ4位でゴールした。
#34 ZはST3クラスのポールポジションを獲得も、第1レースのスタート直後、最初のシケインで他車と接触。オイルクーラーの破損等でリタイアし、第2レースは欠場となった。
#14 Zは第1レースで田畑と小松が健闘し2位でフィニッシュした。第2レースは小松と田中がドライブを担当し4位でゴールした。
PAGETOP