#51「DIAMANGO Z」が2位で初の表彰台を獲得!
スーパー耐久シリーズ2010 第3戦「スーパー耐久鈴鹿500kmレース」5月29〜30日 鈴鹿サーキット(三重)曇り/ドライ

スーパー耐久シリーズ2010の第3戦は、今季初の500kmレースとして5月29〜30日鈴鹿サーキットにて開催。曇天で気温も20℃前後と絶好のレース観戦日和のなか、今季より参戦の#51「DIAMANGO Z」(影山正彦/池田大祐/石原将光)が2位でゴールし、初めての表彰台を獲得した。
今回ST3クラスに参加した9台のうちフェアレディZは5台を占めた。
決勝レースはレース開始1時間半、最初のピットイン/ドライバー交代が進んだころ、ダンロップコーナーでコースを塞ぐ形でストップした車両を排除するためにセイフティカー(SC)が導入された。ST3クラスでは#27 M3、予選3位スタートの#51 Z(影山)、#39 NSXのトップ3台が最初のピットインを遅らせていたこともあり、総合トップの前に入ったSCより前のポジションとなり1周を得する形になった。
#51 Zは直後にピットインして石原、池田とつないで2位をキープ。参戦3戦目にしてうれしい初表彰台を獲得した。前回デビューウィンを果たしたZ34フェアレディZの#34「asset・テクノZ34・nismo」(藤井誠暢/佐藤公哉/影山正美)は、藤井→佐藤→藤井と安定したラップでつなぎ4位でゴールした。
#14「岡部自動車T-MANオイルTeam Tetsuya Z」(田畑勇/田中徹/古谷直広)は第2スティントでのタイヤパンクが響き7位、#77「TAKE VICTORY Z」(DRAGON/吉田基良/高木真一)は序盤のアクシデントもあり8位。#35「asset・テクノファーストZ」(GAMISAN/高島登/浜野彰彦)は駆動系トラブルでリタイアを喫した。
前回、初優勝を飾った#34 Zは、藤井と佐藤が安定したラップタイムを刻み走行。終盤に1台をかわして4位入賞。
#14 Zは古谷がスタートを担当し順調に周回を重ねていたが、2番目、田中のスティントで不幸なタイヤパンク。ほぼ1周のスロー走行を余儀なくされ7位。
#77 Zはスターターの吉田が24周目の130Rで痛恨のクラッシュを喫したが、ピットへ戻って修復を受け再びコースへ。完走を果たし8位フィニッシュした。
予選4位と活躍が期待された#35 ZはスタートドライバーのGAMISANがドライブ中に駆動系のトラブルを喫し、残念ながら完走とはならなかった。
#51 Zはスタートドライバーの影山が2位にポジションアップ。石原を挟み、後半は池田が速さを見せ2位表彰台を獲得した。
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