勝利のパターンに持ち込めるよう、予選からトップを目指します
完璧な週末でポールトゥウィンを達成した第2戦富士から約1ヶ月が経ちました。次は海外ラウンド、タイ・ブリラムでのレースに臨むことになります。去年は悔しいレースになりましたが、今年はシーズン序盤にトップに立つため、多くのポイントを取れるようにと考えています。

ブリラムは昨年が初走行、初レースとなりました。GT-Rとしては決して不得意なサーキットではなく、我々だけでなく4台のGT-R勢が上位のポテンシャルを見せていました。今回我々1号車は40kgというウェイトハンディを載せていますが、勝ちを狙っていけるサーキットだと思います。去年は、ウェイト自体は今より軽かったのですが、燃料リストリクターをつけていて、これが結構効いていました。(注:昨年のレース時はハンディウェイトが60sで、50s分を燃料リストリクター径で制限され、10sのウェイトを搭載) コースレイアウトを見ると長い直線が2本あり、ここでいつも苦戦していたのです。今年の40kgというウェイトハンディは、シーズンオフでもたくさんシミュレーションをしてきたものですから、この状況でも十分速く走れる自信を持っています。

今回マークすべきは、同じGT-R勢の中でも24号車と考えています。去年も非常に速かったですね。もちろん、我々と同じミシュランタイヤの46号車もウェイトが軽いですし、12号車も非常に手ごわい。第2戦富士のようにGT-R同士の戦いになる可能性もあると思います。タイヤのほんのわずかの性能差が勝負の分かれ目になる気がしています。

我々の勝ちパターンというのはポールトゥウィンだと考えています。ウェイトハンディもあるので厳しいかもしれませんが、去年もハンディが苦しい中で上位に行けたので、十分予選からトップを狙えると思います。ぜひ応援をよろしくお願いします。

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