「ダイシン ADVAN Z」は5番グリッドから表彰台
「MOLA レオパレス Z」は12番グリッドから上位を狙う
第3戦で2位表彰台を獲得した#46 Zは今回45kg、5位入賞だった#81 Zは5kgのハンディウェイトを搭載してセパンへ。前日の練習走行では2台ともトップ10に入るタイムをマークしており、スーパーラップ(SL)への進出が期待された。予選は朝11時、気温31℃、路面41℃という真夏のようなコンディションで始まった。開始11分で#81Zの青木孝行が2分08秒324でトップに立ったが、3分後に逆転され2位に。#46Zの星野一樹はセッション終盤に2分09秒029で8位につけGT300の専有走行枠を終了した。20分後、全車の走行枠で星野のタイムを上回る車両が4台もあり、#46 Zは12位となりSL進出はならず。「ウェイトも積んでるし明日の決勝レースをにらんで硬いタイヤを履いていますから仕方ないでしょう。明日はタイヤも大丈夫」と星野。

午後に軽いシャワーがありコースの一部がウェットコンディションになったが、予選2回目が始まる16時前にはコースはすべてドライコンディションになった。気温32℃、路面温度43℃のなか16時35分からGT300のSLが始まった。サーキットの北西方面には黒い雲があり、雷鳴が鳴り響きいつ雨が落ちて来てもおかしくない状態となった。SL、9番目のコースインとなった#81 Zの青木は、S字でミスを喫したもののコース前半をそれまでのトップ車両より0秒011上回るタイムで通過。しかし後半セクションでタイムが伸びずこの時点で2分08秒369で4位に。全車が走り終えると5位となった。

22日の決勝レースは夕方の16時(日本時間17時)にスタート。#81 Zは表彰台を、そして#46 Zは入賞そしてチャンスを生かして表彰台を狙う。

青木孝行(#81「ダイシン ADVAN Z」予選5位)
「セッティングを少し変更してSLに臨んだんですが、前後のバランスがいまひとつでアンダーステアがきつくなりました。そしてS字のふたつめのミスが響きました。2着にはなりたかったですね。でも僕たちのタイヤはレースラップがかなり速くて、タイヤのタレも少ないので安定していますし、一番は難しいとしても表彰台を狙います。明日の朝はセッティングを確認して万全を期して決勝に臨みたいと思います」
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