「MOLA レオパレス Z」はフロントロー
「ダイシン ADVAN Z」は4位から優勝を目指す
開幕戦で4位入賞の#81 Zは10kgのハンディウェイトを搭載、#46 Zはノーウェイトで岡山国際入りした。予選1回目は10時に始まり、#46 Zの星野は開始8分でコースイン。#81 Zの青木も続いてコースインした。13分過ぎに#46 Zが1分31秒979でトップに立つ。さらに翌周に1分31秒767へタイムアップ。#81 Zも直後に1分32秒022で2位につけた。しかしセッション終了間際に#43ガライヤが2位に食い込み、#81 Zは3位となってGT300専有走行は終了した。混走時間帯でもトップ5には変動はなく、このままの順位で2台のZは2戦連続でスーパーラップ(SL)進出となった。

予選10位までの車両が参加できるSLは、15時05分に始まった。7台の走行が終わった時点でのトップタイムは1分31秒960。そして8番目に#81 Zの青木がコースイン。セクター1(S字まで)からセクター2(ダブルヘアピン手前まで)にかけてはベストタイムを刻んできたが、タイヤが暖まったセクター3ではオーバーステア症状が出てタイムロスし1分32秒238で2位となった。9番目に走行した#43ガライヤが1分31秒796でトップタイムを更新した後、いよいよ#46 Zの星野がしんがりでコースイン。セクター1、2ともにタイム更新はできないもののトップと僅差で走行を続けた。しかしダブルヘアピンでミスを喫し1分32秒196で3位にとどまることになった。しかしSL後の再車検で2位の車両が最低地上高違反によりタイム抹消。2台のZはそれぞれポジションをひとつ上げた2位、4位というグリッドを得た。

明日の決勝は、好ポジションから表彰台、そして優勝を狙っての走りとなる。

星野一樹(#46「MOLA レオパレス Z」予選2位)
「ダブルヘアピンでのミスがすべて。セクター1と2も伸びていませんでしたが、失敗したという感じではなかったです。今回はポールポジションを取るつもりだったので、期待してくれた皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。悔しいですが、レースは予選だけじゃないし。明日は後半勝負になると思いますが、優勝を狙います!」

青木孝行(#81「ダイシン ADVAN Z」予選4位)
「フロントタイヤが暖まらないのでセッティングをかなりオーバーステアに振ってSLに臨んだんですが、暖まったセクター3でオーバーステアになりすぎました。うまくまとめられなかった結果ですね。岡山は相性もいいので、悪くても表彰台に立ちたいし、明日は勝ちを狙っていきます」
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