NISSAN GT-R、伝統の鈴鹿でデビュー
いよいよNISSAN GT-RがSUPER GTに登場する。2〜3月に行われたテストでも総合トップのタイムを出しており、デビューウィンへの期待が高まる一方だ。NISSAN GT-Rは昨年までのフェアレディZと比べると全長が70mm長くなり、全幅も60mm拡大と全体的に大型になった。またホイールベースが70mm伸び前後トレッドも45mm広がっており、車両の安定感が増している。本山哲も「GT-Rはコーナリングスピードが明らかに速くなっているし、クルマが安定したことでタイヤの磨耗も良くなった。だから長い周回数でもレベルの高いアベレージスピードで走ることができるし、レースで走ることが楽しみ」と開幕が待ちきれない様子。

なお今年のレギュレーションは、以下の部分が変更になった。
使用できるエンジンは1レースに1基(昨年は規定なし)とする。
ウェイトハンディはGT500とGT300が共通の数値になった。
ウェイトハンディの累計上限は最大車重1,200kgまで(GT-R、SC430は最大100kg、NSXは最大50kg)となる。
リストリクターの見直しが行われ、GT500は1ランク、GT300は2ランク狭くなった。
性能調整の方法が若干変更された。
GT300車両のエンジン搭載位置の変更が自由になった。

ブノワ・トレルイエから鈴鹿観戦ポイント
「GT-Rになってコーナリング性能が上がったし、限界を超えても飛び出すことなく走れるようになりました。鈴鹿では、ぜひS字でのGT-Rの動きを見てください」

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