Vol.8  2012.9.10

諦めません。今度こそ!

皆さん、こんにちは!SGT第6戦富士、応援ありがとうございました!
おかげ様でNISSAN GT-Rが1-2フィニッシュを飾ることができました。12号車はポールから一度も抜かれることなく優勝し、1号車は3戦連続の表彰台獲得で、2年連続チャンピオンに向け大きなポイントをゲットすることができました。しかし、23号車と24号車はポイントを逃すという、NISSAN GT-R勢にとっては明暗を大きく分けるレースとなってしまいました・・・。

第7戦のオートポリスはウェイトが半分になるので、その前に一度優勝することは重要だと思います。しかし、私たちNISMOチームは今までいい流れに乗ることが全くできず、速さがありながらもうまく歯車を合わせることができませんでした。第6戦富士のレースウィークも、まさに今年の流れを象徴するようなレースウィークでした。

土曜日の午前中の走行ではマシンが安定せず、マシンのセットアップに時間を費やすこととなりました。午後の予選には少しはマシンも改善したものの、Q1は8位、Q2は4位、Q3は7位ということで、ポールを獲得した同じGT-Rでブリヂストンを装着する12号車には差をつけられてしまう形となりました。

それでもエンジニアやメカニックはレースに向けてマシンを更に改善させ、日曜日の朝のチェック走行ではドライバーもかなりいい方向性をつかめた様子でした。

そして決勝。スタートは今年初めてマイケルが担当しました。2008年以来のスタートでしたが、とてもいいスタートを決めてくれました。その後、スタートでパスした19号車と後ろを走る100号車に抜かれはしましたが、諦めることなくとても安定した速いペースで走り続け、4位まで順位を上げてくれました。