Vol.6  2011.8.23

鈴鹿の夏。試練の夏。

皆さん、こんにちは!
今年は震災の影響で、SGT Round 5鈴鹿戦も700kmから500kmと短縮されました。それでも今年初めての長丁場のレースなので、NISMOらしさが出せるレースが出来るのではないかと、行く前からとても楽しみにしていました。

鈴鹿も菅生と同様、天気に翻弄されるレースウィークでした。金曜日の搬入時は雨も止み、暑いくらいでしたが、「夏の鈴鹿!!」という感じはなくて、私にとっては少しさみしいくらい涼しかったです。ただ湿度は高かったので、メカニックたちは耐火スーツを着ての作業はつらかったと思います。
ただ、それよりも、いきなり雨が降り出したりするような不安定な天気でしたので、お客様が大変そうでした・・・(>_<)
SGTは今年は鈴鹿戦が一度しかないので、鈴鹿のGTを楽しみにされていた方も多かったと思います。なので、お客様にとって雨はちょっと残念だったのかな、と思います。チームは雨によっては戦略で結果が良くなることがあるので、雨を願う場合も多々もありますが・・・。そんな悪天候の中でも、たくさんの方が最後まで応援してくれていました。ありがとうございました!

さて、23号車のレースウィークは・・・初めからまたバタバタしてしまいました。マシンの状態が良いとは言えず、土曜日の午前中の走行ではタイムが伸びませんでした。午後の予選までには少し良くなり、そして何といっても本山さんとベンちゃんの雨の中の気迫の走りで、本山さんが担当したQ2では5位、ベンちゃんが担当したQ3でも5位という、午前の状態を考えればベストな結果を出してくれました。