モータースポーツ

2016.07.20

Round 4 SUGO GT 300km RACE

NISMO鈴木監督のレースプレビュー

レースを戦い抜いて、ポイント獲得を目指します

前戦の富士ラウンドから2ヶ月以上のインターバルをはさんでのSUGOラウンドになります。この間、テストは何度かありましたが実戦という意味では間があいたので、緊張感を切らすことなくしっかり集中していきたいと考えています。

今年のハンディキャップが決まった時から、最大重量の状態でタイヤをテストしてきたので、耐久性、信頼性という部分では全く心配せずにSUGOに臨めると思っています。それなりのポテンシャルも出せるでしょう。6月にSUGOで行われた公式テストでも、ハンディウェイトの影響を考慮すればトップレベルの速さが出せました。実際には80kgというウェイトを搭載するので、正直なことを言えば予選ではQ1突破も厳しい状況にはなると思いますが、レースになれば何が起きるかわかりません。この時期に向けてシーズンオフからやってきた、タイヤを含めた戦略がうまく機能すれば、ポイント獲得にも結びつけることができると思っています。

一番注意しなければいけないのは、ポイントランキングで一つ下につけている37号車。ここよりは常に上にいなければいけないと考えています。ここから先は、相手とのポイント差を1点でも多く広げられるような戦いをしていきたいです。そのためには、我々はもちろん、日産勢で上位に食い込み、中盤~後半戦を有利に戦える状況に持っていきたいですね。

今回のSUGO以降、富士、鈴鹿という夏の3連戦は、非常に重要な戦いになります。テスト同様に、ベストを尽くして結果を待ちたい。厳しいレースが続きますが、チーム一丸で頑張っていきます。たくさんの応援をよろしくお願いします。

SUPER GT インフォメーション : Round 4