Monday January 13th 2003
REST DAY: SIWA
 
オアシスでつかの間の休息
【レストデー シワ(エジプト) 】

「テレフォニカ・ダカール2003」は13日、エジプトのシワで休息日を迎えた。12日にはリビア〜エジプト国境で第二次世界大戦時の地雷が爆発。トラックの後輪が吹っ飛ぶ事故があり、大事をとった主催者の判断で約60台の車がビバークに入れず、国境で一夜を明かした。シワに入ったのは朝の8時過ぎ。後ろにいたトラックやアシスタント車両などにとっては厳しい休息日となった。

アフリカ大陸での前半を終わり、ダカールラリーキャラバンは、元日にマルセイユ(フランス)をスタートしてからスペイン、チュニジア、リビアの5338kmを駆け抜けた。アフリカ大陸は約4400kmになる。日産ラリーレイドチームの競技車は12日中にビバークに着いたが、アシスタント車やほかのチームの車は砂漠で夜を過ごすことになった。

14日のシワ・オアシスを巡るルートは、エジプトで最高の高さの砂丘があり、100mを超すものもある。アリ・バタネン(フィンランド)、ジニール・ドゥビリエ(南アフリカ)、ティエリー・ドゥラベルニュ(フランス)の日産ピックアップ・トリオは、シワで念入りなサービスを受けた車で14日のループ戦を走る。

日産テラノに乗るポール・ベルモンド(フランス=20位)、アンリ・ペスカロロ(フランス=25位)、イブ・ルーベ(フランス=59位)も車の補修が済み、スタートを待つ。

三菱勢はステファン・ペテランセル(フランス)、増岡浩(日本)の三菱パジェロ・エボリューション・コンビがラリーをリードしている。ドミニク・セリエス監督は「ラリーを面白くするためにも、チームオーダーは出さない。2人がキチンと走ってくれると信じている」と語った。3位のグレゴアール・ドメビウス(ベルギー)の3位に続き、ジャンピエール・フォントネ(フランス)、ミキ・ビアシオン(イタリア)の三菱パジェロの後には三菱ストラーダのカルロス・スーザ(ポルトガル)がいる。日産のホープ、ドゥビリエはそのすぐ後の7位で後半を迎える。

フォルクスワーゲン・ターレックのユタ・クラインシュミット(ドイツ)は、前日のトラブルで順位を落とし、総合11位で後半を迎える。ヨーロッパで64位に落ちるトラブルから4位まで躍進した女性コンビは、めげずにゴールへと走る。

なお、9日にクラッシュした篠塚建次郎は13日の夜、パリに着き、当地の病院へ入院した。チュニスの病院で13日朝、再検査を行ったところ、新たに右足甲の骨が3本折れていることが判明した。パリで14日にも再検査する予定。

篠塚は空港に到着してすぐに、付き添いの医師、救急隊員の押す車椅子で救急車へと運ばれたが、言葉もはっきりし、口調はしっかりしていた。包帯は取れたものの、右の頬から目にかけて、大きな絆創膏が貼られていた。12日にはチュニジアの病室内を少し歩いたが、当分の間自由な歩行は難しそう。

篠塚建次郎「左足の方が痛いけれど、チュニスの病院では左は打撲、右は骨折ということだった。目に異常はなく頬が腫れているので押されている状態です。数日で退院できると思います。左手の親指は全治6週間ということでした」

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