Club LOUNGE NISMO

 3月25日、昨年に続き今年も富士スピードウェイにおいて、日本のモータースポーツの歴史を振り返るイベント「タイムマシーンフェスティバル2007」が開催された。
当日は朝からあいにくの雨模様となり、また深い霧にも覆われたが、熱心なファンや参加者で会場の熱気はやがて雨雲を追い払うほどだった。

 イベントには、日本のモータースポーツの歴史を作ってきた旧車が勢ぞろい。B110サニー、S54スカイラインGT-B、KPGC10スカイラインGT-Rをはじめとして、ポルシェ、フェラーリといったスポーツカーなど数百台の車両が集結。また31年前に富士スピードウェイを駆け抜けたロータスやコジマといったF1マシンなども元気な姿を見せた。

 中でも一番の盛り上がりを見せたのは、80年代から93年まで盛んだったグループA車両のデモ走行前のグリッド&ピットウォークだった。多くのファン、特に家族連れの熱心なファンがドライバーにサインをもらうなど賑わった。
しかし直後に弱い雨は上がり深い霧がコースを覆うことになり、コースサイドでの走行を見ることができなかったのは非常に残念だった。

 それでも、カルソニックスカイライン(星野一義)、STPタイサンGT-R(高橋国光)はもちろん、懐かしいフォード・シエラ、BMW M3などが深い霧の中でエキゾーストノートをこだまさせながら富士を駆け抜けた。今年は「スカイライン誕生50年」の年。スカイラインの思い出について星野は「僕にとってのスカイラインは、免許を取って最初に買ったS54B。レースカーだとグループAのR32 GT-Rが一番思い出深いね」と振り返った。

 グループAの走行後、コースインしたのは、星野一樹がステアリングを握るJGTC仕様のスカイラインGT-R。ここへ星野一義のドライブするカルソニックスカイラインもコースインして、グループAとJGTCのスカイラインGT-Rによる“父子対決”が行われた。ウェット路面における4WDとFRというハンディもあり「全然追いつけない」(一樹)結果に。軍配は父に上がった。

 この他にも、砂子義一・塾長親子、柳田春人、黒沢元治ら往年の名ドライバーも20名ほどが参加して、イベントを盛り上げた。「お客さんに喜んでもらおうとポルシェ904に並んで走行しようかなと思ったけど、霧で見えないのでやめちゃいました。お天気は残念でしたね」と砂子塾長。

 ピットには歴代スカイラインが展示され、またパドックにはスカイライン、シルビア、フェアレディZなど多くの日産車も展示され、クラブミーティングやフリーマーケットも開催。オーナーやファンはそれぞれにイベントを楽しんでいた。
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