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Motorsports

General News - 2003.3.14  
GT富士合同テスト
モチュ―ルピットワークGT−Rが順調にテストプログラムをこなす
3月30日の開幕戦(TIサーキット英田)を2週間後に控えた3月14日。富士スピードウェイで開催されたGT合同テストに、NISMOが2台のGT-Rで参加した。前日は小雪の舞う寒空だったが、14日の朝は好天に恵まれた。今回チームは、22号車が「モチュ―ルピットワークGT-R」、23号車が「ザナヴィ ニスモGT-R」と正式に車名を発表した。

03モデルである23号車は、今回のテスト直前にSUGOで行ったテストでエンジントラブルが発生したこともあり、ドライバーの本山哲とミハエル・クルムはサーキットに姿を見せたものの、残念ながら走行はしなかった。22号車は開幕戦に使用する02モデルで、リチャード・ライアンと影山正美が交代で周回した。同車は、規定により2ランクの性能引き下げが行われ、またここ富士で行われる第2戦においては03モデルの投入を予定しているために、テストの内容は主にタイヤのチェックとなった。

GT500クラスは14台の車両が走行。22号車のベストタイムは、14日午前が1分25秒145で6位、午後は1分25秒502で7位。午前53周、午後51周、計104周と多くの周回を重ねた。


柿元邦彦監督
「これまで得意としていた富士以外のサーキット、特にSUGOを克服したいということで今週テストをしたのですが、23号車はエンジントラブルもあって今回富士での走行は見合わせました。03モデルを楽しみにしていたファン、関係者には申しわけありませんが、開幕戦での活躍に是非期待してください」
影山正美選手
「今日は、いろいろな種類のタイヤを履いて乗り比べることで多くのデータを取ることができました。もう少しタイムアップすることもできましたが、とりあえず順調に初日のテストプログラムを終了できました。あと2週間で開幕ですが、気持ちはこれまでと変わりません。常にベストを尽くして確実に仕事をこなし、結果を出すということです。自分が何をすべきか分かっていますし、気負いもありません」

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