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General News - 2003.4.11  
モチュールピットワークGT-Rがトップタイム
「ベリー、ベリー、ベリー、グッド!」(R. ライアン選手)
 ザナヴィ ニスモGT-Rも午前中トップタイム、総合では3番手
5月3〜4日に静岡県・富士スピードウェイにて開催されるJGTC第2戦に向け、GT合同テストが行われた。初日に参加したのはGT500が14台、GT300が15台の計29台。

11日の走行では、リチャード・ライアン選手が03モデルの#22モチュールピットワークGT-Rをシェイクダンし、午後のセッションでトップタイムをマーク!午前中のトップタイムを記録した#23ザナヴィ ニスモ GT-Rは総合3番手のタイムだった。なお、本山哲は先週鈴鹿で行われたモトGPレース中のアクシデントで入院中のGPライダー・加藤大治郎に付き添っているため今回のテストには不参加。

富士は曇りで冷たい西風が吹くコンディション。気温は午前10時の段階で10℃と肌寒い。開幕戦の成績により50kgのウェイトハンディを搭載してテストに臨んだ#23GT-Rは、ミハエル・クルムがひとりでテストを担当。途中オイルに乗ってスピンする場面もあったが、大きなトラブルもなく30周を走り、1分24秒211で午前中のトップタイムをマークした。また前夜に完成したばかりの#22GT-Rは、リチャード・ライアンがシェイクダウンを担当。細かなトラブルはあったものの、22周を中古タイヤで走り7番手となる1分24秒782までタイムアップした。さらに、午後のセッションでは、1分23秒583の総合トップタイムをマーク。#23GT-Rも1分24秒377と5番手のタイムを刻み、第2戦の好結果が期待される。

なお#12カルソニックスカイラインは、来週のSUGOでの合同テストに向け03モデルを製作中のため、今回のテストには参加していない。

またGT300クラスでは、#3ハセミスポーツ・エンドレス・Zが3位(1分31秒861)、#81ダイシンADVANシルビアはエンジントラブルのために午前中はほとんど走れなかったが、午後には回復して総合12番手(1分36秒442)。


柿元邦彦監督
「22号車はシェイクダウンをやっと間に合わせて、トップタイムを出すことが出来ました。テストとはいえ、GT-Rの速さに確信を持てました。23号車もまずまずで、第2戦を楽しみにしていただきたいですね」
リチャード・ライアン選手(#22モチュールピットワークGT-R)
「(ニューモデルは)ベリー、ベリー、ベリー、グッド! ブレーキ、ターンイン、ドライビング、エンジン、ギヤボックス、どれを取っても(2段階の性能調整を受けていた)02モデルとは比べようがないです。次のレースは、もちろん勝てると思いますよ」
ミハエル・クルム選手(#23ザナヴィ ニスモ GT-R)
「(本山不在のテストについて)ふたりともセッティングは同じだし僕だけが乗っていても問題ないです。クルマは50kg重いけど、いいバランスを見つけて他には負けたくないです。他のチームはタイムアタックしてないところが多いから午前中は僕がトップだったんだろうけど、午後も5位でいい感じ。富士に合ってますね」

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