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三橋淳、2006年ダカールラリーへの決意を語る


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12月8日、フランス・ノルマンディー地方の小都市サンローにある「チームドスード」のワークショップで2006年ダカールラリー参戦発表会が開催された。ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(ニスモ)が実施している「若手ラリードライバー育成プログラム」に参加している三橋淳が、フランス国内の報道関係者が集まった同発表会に出席し、06大会への決意を語った。

アンドレ・ドスード(フランス)が運営するチームドスードは、日産自動車の現地法人であるフランス日産のディーラーを営みながら、ダカールラリー創設当初から熱心に参戦している老舗チーム。有力プライベーターへラリーマシンを提供し、これまでも何度もクラス優勝を獲得している。三橋は、4輪での参戦を開始した2004年大会よりチームドスードから出場しており、今回が3回目の参加となる。

会場では、三橋のコドライバーとなるジャッキー・デュボワ(フランス)も紹介された。デュボワはダカールラリー歴20年のベテランで、三橋にとっては頼もしいパートナーとなる。


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三橋淳のコメント
「11月末に南アフリカでの2回目の走行トレーニングを終え、日産ピックアップへの習熟には手ごたえを感じています。本当の意味でこのクルマを乗りこなし、戦闘力を全部引き出せるかどうか、自分の実力は正直未知数ですが、経験豊かなジャッキー・デュボワさんとコンビを組ませてもらうなど、参戦3年目の僕にとってはこの上ない体制。チャンスを活かし、ぜひとも結果を出せるように全力を尽くします」

ジャッキー・デュボワのコメント
「ジュンの長所を引き出し、走行ペースをコントロールするのが私の仕事。コミュニケーションはフランス語になりますが、彼も勉強しているので心配はしていません。今回のダカールラリーはGPSの使用が大幅に制限されるナビゲーションラリーの色合いが強く、ナビゲーターとしてはとても楽しみにしています」

日産自動車は、ワークスとしてのダカール参戦を05年大会を最後に終了しているが、プライベーターとしては、イタリアのテクノスポーツから篠塚建次郎が日産パスファインダーで出場するほか、05年大会で総合5位に入賞したカルロス・スーザも日産ナバラで出場する。