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FAIRLADY Z
Round 4 JAPAN GT CHANPIONSHIP MALAYSIA
PRE EVENT
迫力あるエキゾーストノートを轟かせ
レーシングGT-Rがマレーシア・クアラルンプール市内をパレード走行
SUPER GTのPRで、リチャード・ライアンがドライブ
Copyright © GT ASSOCIATION 
SUPER GT第4戦セパンラウンドを翌週に控えた6月18日、クアラルンプール市内の中心街においてGTマシンのパレード走行が行われ、ニスモのスカイラインGT-R(03年#22「モチュール ピットワーク GT-R」)を今回からニスモに復帰するリチャード・ライアンがドライブして、SUPER GTプロモーションイベントに参加した。

オールスター戦を含み過去5回マレーシア戦が行われたが、このパレード走行は、今回初めて行われた。03年にできた巨大コンプレックス「ベルジャヤ・タイムズ・スクエア」には、朝からGT車両が展示されイベントを知ったファンが大勢詰めかけた。パレードのスタートイベントとしてマレーシアの大臣が国旗を振り下ろすセレモニーが行われ、14時30分にここからスタートとなった。白バイとパトカーの先導で、通行止めにされた市内の一般道にGT-Rが出て行くと、光景はさながらテレビゲームのストリートコースのよう。リチャードの後方には地元のチューニングカーが45台連なり、VQサウンドが街中にこだました。

やがてパレードは一般の乗用車が走行しているエリアに。警察の指示でパレード車両が通るレーンが空けられ、信号もすべてノンストップで通過。居合わせた市民は、その迫力あるスタイリングとエキゾーストノートに驚き、独立広場脇で偶然通りかかった観光バスからはフラッシュがたかれた。

リチャードは時おり3速ギアまで入れるなどスピードはMAX120〜130km/hまで達し、
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時おりテールスライドしたりアフターファイアを出すなど、サービスに努めた。残念ながらコースの半分ほどを走行したころから突然のスコールに見舞われパレードは中断。スタート地点に戻ってからはサイン会が行われるなど、SUPER GTの親善大使を務めた。

リチャード・ライアン
「レーシングカーで一般道を走ったのは初めてだったのですが、すごくエキサイティングな経験でした。道路脇のお店や一般のクルマの脇を通りましたが、距離も近くみんなびっくりしていたので面白かったですね。こんなストリートを使ったレースが実現するといいなと思いました。ファンが増えて多くのお客さんでイベントが盛り上がるとうれしいです。このパレードに参加させてもらったおかげで非常にリラックスしてレースに臨むことができます!」