SUPER TAIKYU 2006
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SUPER TAIKYU 2006 SUPERTAIKYU LEAGUE®
Round5
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「C-WEST ADVAN Z」がクラス2位
スポット参戦の「ハウスコンサルタントADVAN Z」も3位表彰台
STクラス1の「エンドレス アドバンZ」も2戦連続の3位
SUPER TAIKYU Round5 / スーパー耐久 岡山400kmレース
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《STクラス1 出走8台》
#3「エンドレス アドバンZ」(影山正美/青木孝行) クラス3位/総合3位
《STクラス3 出走13台》
#23「C-WEST ADVAN Z」(山田英二/谷口行規) クラス2位/総合11位
#9「ハウスコンサルタントADVAN Z」(塩渕誠二/加納政樹/牧田克哉) クラス3位/総合12位
#19「バーディクラブTC神戸Z33」(輿水敏明/小林敬一/斉藤多聞) クラス5位/総合14位
#33「eeiA-ings Z」(大井貴之/赤鮫オヤジ/堀田誠) クラス12位/総合31位
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 S耐第5戦は、残暑の厳しい岡山国際サーキットにおいて400kmレースとして開催され、STクラス3で#23 Zがクラス2位、第2戦鈴鹿以来のスポット参戦となった#9 Zがクラス3位とチーム(C-WEST LAB)の2台が表彰台を獲得した。またSTクラス1では、#3 Zが2戦連続の3位ゴールを遂げた。

 朝夕は涼しくなったものの、昼間の太陽はまだ夏の岡山国際。2日9時15分からドライバーズ予選が行われ、日産車をドライブするA/Bドライバーは全員が基準タイムをクリアした。グリッド予選が始まる13時30分の気温は28℃。STクラス3では、ターボのブーストを上げてアタックしたRX-7勢が速く、#23 Zの山田が4位、#9 Zの塩渕が5位、#33 Zの大井が8位、#19 Zの輿水が9位につけた。またSTクラス1では#3 Zの影山が4位となった。

 3日も朝から好天に恵まれ、決勝スタート直前の気温は32℃、路面温度は49℃と真夏のような暑さとなった。13時30分に109周の決勝レースがスタートした。

 スタートドライバーは、#23 Zが山田、#9が塩渕、#33 Zが赤鮫、#19 Zが輿水、そして#3 Zが影山。しかしスタート直後の2コーナーで#33 Zと#19 Zが接触。#19 Zはコースアウトして大きくポジションを落とした。400kmと距離の短いレースだが、
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今年からピットストップは2回が義務付けられている。1周目で#9 Zが予定どおりのピットイン。エンジンを一旦切りすぐにかけ直してピットアウト。レースの折り返しのあたりで、もう1度ピットインをするだけの作戦だ。#33 Zもピットインしてガレージの中で車両をチェックし、1周遅れで隊列へ戻っていった。

 順調なスタートを切ったのは#23 Zの山田。スタートの混乱で遅れたRX-7勢に追いつき、クラス4位ながら着実に周回を重ねていく。また#19 Zの輿水は接触の影響はなく#23 Zの後方で#27BMWを追う6位を走行。そして1周目に最初のピットインを済ませた#9 Zがわずか16周でクラス7位までポジションを上げてきた。そして#9 Zは27周目には#19 Zをかわして5位へ。 28周で#23 Zがピットインし、短いガス補給だけですぐにピットアウトする。この間に#9 Zはクラス4位に浮上することになった。

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 RX-7勢のルーティーンピット作業が始まり、#9 Zは43周目にはついにクラストップに。#23 Zもクラス2位へ。レース中盤の49周目、#9 Zが2回目のピットインで加納に交代してクラス4位でコースに復帰。#19 Zも49周で1回目のピットインをして小林に交代。#33 Zは50周目にピットインして大井に交代した。そして50周目にクラストップに浮上していた#23 Zが2回目のピットインをして谷口に交代し、クラス4位でコースへ戻った。

 59周目にトップの#15RX-7がピットインすると、#23 Zは3位、#9 Zは5位、#19 Zは6位に。63周目に#33 Zはピットイン。接触の際にサスペンションを傷めてこの修復に10分前後を要すことになった。66周目に2位走行中の#14RX-7がハブのトラブルで脱落。これで3位以下が繰り上がることになった。76周目にコーナリングスピードで勝る#15RX-7が#23 Zをパスしてポジション交代。そのまま#23 Zが3位、#9 Zが4位、#19 Zが5位となってレース終盤に。#19 Zは82周で2回目のピットインをして斉藤に交代。さらに#27BMWにかわされ6位へドロップした。

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 終盤101周目、ピットインした2位の#15RX-7がパーコレーションを起こしてピットで5分近いロス。これで#23 Zが2位、#9 Zが3位、#19 Zが5位に繰り上がりゴールとなった。

 いっぽうSTクラス1では、影山が安定したラップタイムで4位を走行。ポルシェ勢がルーティーンピット作業に入った35周目に3位、46周目に2位へとポジションを上げて49周目にピットインをして青木に交代した。青木は3位でコースへ戻ると、こちらも安定したラップタイムを刻んで3位を走行していった。73周目に2位の#8ポルシェがピットインする間に2位へポジションアップ。さらにはフレッシュタイヤを得た#8ポルシェとバトルを展開。95周目には譲って3位となるが、次の96周目で2回目のピットインを行い、数秒のガス補給だけでポジションを守ってコースへ。そして3位でチェッカー。2戦連続で表彰台を獲得した。


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山田英二
(#23「C-WEST ADVAN Z」/STクラス3 2位)

「小さなトラブルはあったけど、大きなミスもなくほぼ順調に走れました。岡山とRX-7の相性がいいので、追いつけませんでした。優勝はできませんでしたが、まずまずの結果だと思います」

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塩渕誠二
(#9「ハウスコンサルタントADVAN Z」/STクラス3 3位)

「1周目にピットインするのはみんなで考えた作戦です。混雑した中で走るより単独で走った方がコンスタントラップも刻めると思いました。ぎりぎりのピットインでしたので終盤ガス欠症状が出ましたが、2戦目で表彰台に立ててうれしいです」

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影山正美
(#3「エンドレス アドバンZ」/STクラス1 3位)

「タイヤの構造をしっかりさせたので、やっとレースができたという感じです。もう少しタイヤがよくなればバトルも展開できると思います。手応えをじわじわと感じて来ています」


RACE RESULT
決勝正式結果「STクラス 1」
Pos No. Cls
Pos
Machine Laps Time A Driver Laps
B Driver
C Driver
1 1 1 ARTA DENAG GT3
(PORSCHE/911GT3)
109 3:04'43.567 田中 哲也 59
新田 守男 50
   
2 8※ 2 ニコカット GT3
(PORSCHE/911GT3)
109 3:04'44.930 谷川 達也 71
清水 康弘 38
   
3 3 3 エンドレス アドバン Z
(日産FAIRLADY Z/Z33)
109 3:05'45.567 影山 正美 49
青木 孝行 60
   
4 28※ 4 SEICO carrera racing PORSCHE
(PORSCHE/911GT3)
108 3:04'46.537 佐々木 孝太 70
宮川 やすお 38
   
5 24 5 Pixy ADVAN PORSCHE
(PORSCHE/911GT3)
108 3:05'35.087 堤  明彦 68
井上 貴志 40
   
16 17 6 キーパー&RUNUP、
KOSEI DL GT3R
(PORSCHE/911GT3)
103 3:05'22.782 田中  篤 31
松永まさひろ 32
三沢 伸輔 40
25 45 7 Pixy Spec’s Porsche
(PORSCHE/911GT3)
101 3:05'56.128 伊藤 真一 56
羽根 幸浩 45
   
決勝正式結果「STクラス 3」
Pos No. Cls
Pos
Machine Laps Time A Driver Laps
B Driver
C Driver
9 7 1 MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
(マツダRX-7/FD3S)
105 3:05'21.300 白井  剛 37
加藤 正将 68
   
11 23 2 C-WEST ADVAN Z
(日産FAIRLADY Z/Z33)
105 3:05'40.510 山田 英二 56
谷口 行規 49
   
12 9※ 3 ハウスコンサルタントADVANZ
(日産FAIRLADY Z/Z33)
105 3:06'13.665 塩渕 誠二 49
加納 政樹 56
牧田 克哉 出走せず
13 27 4 FINA SUNBEAM ADVAN M3
(BMW M3/E46)
104 3:05'39.167 木村  崇 34
小林 且雄 70
村田 信博 出走せず
14 19 5 バーディクラブTC神戸Z33
(日産FAIRLADY Z/Z33)
104 3:06'04.506 輿水 敏明 49
小林 敬一 33
斉藤 多聞 22
17 83 6 BP ADVAN NSX
(ホンダNS-X/NA2)
103 3:05'34.751 古橋  譲 出走せず
玉本 秀幸 62
余郷  敦 41
18 15 7 岡部自動車アドバン洗剤革命
RX-7
(マツダRX-7/FD3S)
103 3:06'20.437 長島 正明 44
古谷 直広 59
植松 忠雄 出走せず
22 16 8 H!NT.7
(マツダRX-7/FD3S)
102 3:06'31.940 金山 得朗 出走せず
小山 佳延 39
木野村 光恵 63
26 78 9 WW2ダンロップRX-7
(マツダRX-7/FD3S)
100 3:05'19.067 新宅 文亮 38
伊藤 弘史 62
   
28 43 10 ゼナドリン ディクセル MJ M3
(BMW M3/E46)
99 3:05'07.700 一楽 智也 34
川口 正敬 35
立花 和幸 30
29 14 11 岡部自動車ディクセル洗剤革命
RX-7
(マツダRX-7/FD3S)
99 3:05'25.671 杉林 健一 39
小松 一臣 34
入口 秀輝 26
31 33 12 eeiA ings Z
(日産FAIRLADY Z/Z33)
94 3:06'01.818 大井 貴之 21
赤鮫オヤジ 50
堀田  誠 23
岡山国際サーキット/2006.09.3/Course Length:3.703Km
■Weather:晴れ/32℃ ■Course:ドライ ■観客入場数:14,850人(3日) ■Entry:39台 ■Start:39台
Fastest Lap:8 谷川 達也 1'37.818 3/71 136.282km/h
ゼッケンNo.28は、2006 岡山国際サーキット4輪レース 一般競技規則 第8章 第41条 (ピットレーンの速度規制)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。(No.28=15:57)
ゼッケンNo.8、9は、国際モータースポーツ競技規則 付則H項 4.1.1 c)(ダブルチェッカー)違反により、罰金20,000円を課す。(フリー走行時 9:35)