SUPER TAIKYU 2006
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SUPER TAIKYU 2006 SUPERTAIKYU LEAGUE®
Round4 FUJI
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「バーディクラブTC神戸Z33」がクラス2位に
STクラス1の「エンドレス アドバンZ」も3位表彰台
SUPER TAIKYU Round4 / スーパーTEC
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《STクラス1 出走9台》
#3「エンドレス アドバンZ」(影山正美/青木孝行) クラス3位/総合3位
《STクラス3 出走12台》
#19「バーディクラブTC神戸Z33」(輿水敏明/小林敬一/斉藤多聞) クラス2位/総合15位
#33「eeiA-ings Z」(大井貴之/赤鮫オヤジ) リタイア
Copyright © NISMO 
十勝24時間レースから3週間。富士4時間レースは、真夏の太陽が照りつける中行われ、STクラス3で#19 Zがノントラブルで走り2位表彰台を得た。STクラス1では、#3 Zが3位表彰台に立った。

真夏の富士、5日の予選日は午前中に気温30℃をオーバー。12時からドライバーズ予選が行われ、日産車をドライブするA/Bドライバーは全員が基準タイムをクリアした。14時35分から行われたグリッド予選は、気温34℃、路面温度50℃を超え、多くのチームが専有走行枠でのアタックをしなかった。そして最後の20分間の混走枠で、路面温度が50℃を割るのを待って各車両がアタックに入った。混雑する状況で、#3 Zの影山が1分48秒901でSTクラス1の4位に。またSTクラス3では#33 Zの大井が1分52秒294で3位、#23「C-WEST ADVAN Z」(山田英二/谷口行規)の山田が1分52秒903で5位、#19 Zの輿水が1分54秒170で9位につけた。

6日も朝から晴れとなり、決勝レースが始まる直前には気温36℃、路面温度51℃という猛烈な暑さになった。
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13時50分、4時間の決勝レースがスタート。Zは全車2回のルーティーンピットで、ドライバーローテーションは#3 Zが影山→青木→影山、#33 Zが中盤からの追い上げを目論み赤鮫→大井→大井、#23 Zが山田→谷口→山田、#19 Zが輿水→小林→斉藤の予定。

STクラス3では#23 Zの山田が1周目に3位、2周目に2位、そして4周目の1コーナーでトップを奪うと、その差を広げて独走態勢に持ち込む。#33 Zの赤鮫は混乱する序盤に無理をせず、4周目に8位にポジションを落とした。#19 Zの輿水は6位をステディに走行した。

1時間を経過して間もなく、#33 Zが33周でピットインしてガレージに。スロットルにエンジンが反応しないというトラブルで、約10分ほどの作業でエンジンをかけ大井が出て行くが、2周目にコース脇でストップ。ハーネスが抜けるという電気系のトラブルだった。#19 Zの輿水は40周でピットインして小林に交代。他車両のピット作業の間に総合5位までポジションを上げた#23 Zの山田は、51周でピットインして谷口に交代した。

谷口は1分のリードを保ったままクラストップを快走。59周目に#15 RX-7が2位に浮上したが、谷口はその差を縮めさせない安定した走りを披露した。

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後半の84周目に2位の#15 RX-7が2回目のピットインをすると、#19 Zの小林が代わってクラス2位へ。そして86周でピットインして斉藤に交代した。トップを走る#23 Zの谷口は94周目にピットインしてドライバーは再び山田へ。既に3分近いリードをつけていたため、ピット作業を済ませても1分20秒ものリードを保っていた。終盤の106周目に3位を走行していた#27 BMWにデフケースが脱落するというトラブルでピットイン。2位の#15 RX-7もゴール直前の121周目に3回目の給油を行い、#23 Zは後続に1周以上の差をつけてトップでゴール。また#19 Zの斉藤は、3位でチェッカーを受けた。

しかしレース後の再車検で、#23 Zは燃料タンクの容量違反で失格となり、正式結果が発表されたのは、日付が変わった0時10分。2位以下が繰り上がり、#19 Zが2位という結果となった。

STクラス1の#3 Zは、レース序盤にいったんポジションを7位に落としたが、やがてペースを回復。43周目に6位でピットインして青木に交代した。青木はポジションを3位まで上げて走行。87周目に2回目のピットインを行い影山に交代。いったんポジションを4位に落としたが、90周目には再び3位に上がり、そのまま30秒近いリードを守って3位でチェッカー。長距離の2連戦においてチームの総合力で連続の表彰台を獲得した。


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青木孝行(#3「エンドレス アドバンZ」/STクラス1 3位)
「内容的には悪くないのですが、上2台のポルシェには全然かなわなかったですね。前の十勝からエンジン排気量が上がったのですが、メリットもデメリットもある状態です。もっとクルマを速くしていかないと」


RACE RESULT
決勝正式結果「STクラス 1」
Pos No. Cls
Pos
Machine Laps Time A Driver Laps
B Driver
C Driver
1 1 1 ARTA DENAG GT3
(PORSCHE/911GT3)
129 4:00'51.477 田中 哲也 85
新田 守男 44
   
2 8 2 ニコカットGT3
(PORSCHE/911GT3)
128 4:01'06.311 谷川 達也 85
清水 康弘 43
   
3 3 3 エンドレス アドバン Z
(日産FAIRLADY Z/Z33)
128 4:02'32.211 影山 正美 83
青木 孝行 45
   
4 24 4 Pixy ADVAN PORSCHE
(PORSCHE/911GT3)
127 4:01'31.839 堤 明彦 43
井上 貴志 84
   
17 28 5 SEICO carrera racing
PORSHE911
(PORSCHE/911GT3)
121 4:02'12.163 佐々木 孝太 76
宮川 やすお 45
   
23 45 6 Pixy Specs Porsche
(PORSCHE/911GT3)
118 4:01'11.438 伊藤 真一 43
羽根 幸浩 75
28
決勝正式結果「STクラス 3」
Pos No. Cls
Pos
Machine Laps Time A Driver Laps
B Driver
C Driver
14 15 1 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
(マツダRX-7/FD3S)
122 4:01'15.682 長島 正明 42
古谷 直広 38
植松 忠雄 42
15 19 2 バーディクラブTC神戸Z33
(日産FAIRLADY Z/Z33)
122 4:01'40.596 輿水 敏明 40
小林 敬一 46
斉藤 多聞 36
16 83 3 BP ADVAN NSX
(ホンダNS-X/NA2)
122 4:02'02.502 古橋  譲 0
小林 正吾 78
余郷  敦 44
19 16 4 H!NT.7
(マツダRX-7/FD3S)
120 4:01'31.068 金山 得朗 39
小山 佳延 39
木野村 光恵 42
20 7 5 MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
(マツダRX-7/FD3S)
120 4:02'07.247 白井 剛 37
加藤 正将 83
28 55 6 Tifaria MYST Gulf MAZDA RX7
(マツダRX-7/FD3S)
117 4:02'37.845 中村 旬 39
大塚 隆一郎 43
松原 亮二 35
29 39 7 HypeR FACTORY NSX
(ホンダNS-X/NA2)
116 4:01'09.017 清水 哲也 41
塩野入 睦 53
馬杉 力也 22
32 27 8 FINA SUNBEAM ADVAN M3
(BMW M3/E46)
107 4:01'39.247 木村 崇 37
小林 且雄 31
村田 信博 39
34 43※ 9 ゼナドリン ディクセル MJ M3
(BMW M3/E46)
90 4:01'00.924 一楽 智也 31
川口 正敬 38
立花 和幸
- 33 eeiA ings Z
(日産FAIRLADY Z/Z33)
34 1:24'54.498 大井 貴之 1
赤鮫 オヤジ 33
   
- 23※ C-WEST ADVAN Z
(日産FAIRLADY Z/Z33)
失格 山田 英二  
谷口 行規  
   
富士スピードウェイ/2006.08.6/Course Length:4,563m
■Weather:晴れ/36℃ ■Course:ドライ ■観客入場数:19,500人(6日) ■Entry:45台 ■Start:43台

ST-1:1'48.532 (97 / 121) 151.354 km/h
#28佐々木/宮川 / SEICOcarrera racing PORSCHE911
ST-3:1'53.693 (111 / 122) 144.484 km/h
#15長島/古谷/植松 / 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
CarNo.43は、2006年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第40条4.(1)(ピット作業エリア外燃料補給)違反により、ペナルティストップ60秒を課した。
CarNo.23は、GTNETスーパー耐久シリーズ2006技術規則第2章第6条6-3違反(燃料搭載量)により、失格とした。